diff --git a/core/index.html b/core/index.html index 71ec7bc..c612e0d 100644 --- a/core/index.html +++ b/core/index.html @@ -558,6 +558,10 @@
+ +This specification details a model for representing potential and completed activities using the JSON format. It is intended to be used with vocabularies that detail the structure of activities, and define specific types of activities.
@@ -761,80 +768,166 @@+ +最も基本的な感覚では 「アクティビティ」(Activity) は行動の意味論的な +記述である。 +この仕様のゴールは、アクティビティについて、 +リッチで人間に優しいけれども、機械で処理可能かつ拡張可能な形で +メタデータを記述するのに十分な JSON ベースの文法を提供することである。 +これには、アクティビティに関する自然言語記述やビジュアル表現の構築、 +様々な型のオブジェクトと行動可能な情報の関連付け、 +アクティビティログの通信や記録、 +可能性のある行動の他のアプリケーションへの委譲を含む。
+ +この文書における次の各キーワード「しなければならない(MUST)」、 +「してはならない(MUST NOT)」、 +「要求されている(REQUIRED)」、 +「することになる(SHALL)」、 +「することはない(SHALL NOT)」、 +「する必要がある(SHOULD)」、 +「しないほうがよい(SHOULD NOT)」、 +「推奨される(RECOMMENDED)」、 +「してもよい(MAY)」、 +「選択できる(OPTIONAL)」は、 +[RFC2119] で述べられているように解釈されるべきものである。
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+ +Activity Streams 2.0 はソーシャルデータ文法に適している。 +これは [SWP] スイートの一部を形成する。
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+ +JSON Activity Streams 1.0 [AS1] +仕様は 2011 年 5 月に発行され、 +完全なアクティビティの表現のための、基準となる拡張可能な文法を提供した。 +This specification builds upon +that initial foundation by incorporating lessons learned +through extensive implementation, +community feedback and related ongoing work from a variety of other communities.
+ +特に Activity Streams 1.0 から Activity Streams 2.0 への進化の動機となった +問題は次のようなものである:
+
+displayName
, verb
,
+title
, objectType
という用語は
+予約語として扱われるべきであり、
+Activity Streams 2.0 文書の中で使われるべきではない(SHOULD NOT)。
+Activity Streams 2.0 文書でこれらに遭遇した場合、
+ に上げられているガイドラインに従って
+処理されるべきである(SHOULD)。
+ +この仕様は、[JSON-LD] 制限の部分集合に準拠するが JSON-LD 処理を要求しない +Activity Vocabulary のための +JSON [RFC7159] ベースの直列化を記述する。 +他の直列化形式も可能であるが、そのような選択肢はこの文書では議論しない。
+ +直列化されるとき、値の無い属性は、 +(a) 属性の値を null に設定するか、 +(b) 属性宣言自体を省略するかで表現され、 +これは発行者の選択である。 +これらの表現は意味論的に等価である。 +属性が配列を持つ場合、その配列に値が無い場合は、 +属性全体を省略するか値に null を設定することで表現しなければならない(MUST)。 +省略されたか明示的な null 値の適切な解釈は、 +値が設定されなかったか、与えられた値が空または nil であったかということである。
+
+Activity Streams 文書
+とは、ルート値が
+(Collection
+を含む)任意の型の Activity Streams
+Object で、
+MIME メディアタイプが "application/activity+json
" である
+JSON 文書である。
+ +Activity Streams 2.0 文書は UTF-8 文字エンコーディングを使って +直列化しなければならない(MUST)。
+--> +Activity Streams 2.0 文書の直列化された JSON 形式は、 +少なくとも、ここ +で提供されている規定の JSON-LD @context 定義を使って、 +標準の JSON-LD 1.0 Processing Algorithms と API +[JSON-LD-API] +Compaction Algorithm で生成されるものと矛盾しないものでなければならない(MUST)。 +実装は提供された @context を追加の @context で増加させてもよい(MAY)が、 +規範的なコンテキストを上書きしたり変更してはならない (MUST NOT)。 +実装はまた、標準の JSON-LD アルゴリズムを使う消費者実装から +無視されるであろうことを理解した上で、JSON-LD @context に定義されていない +追加の属性と値を使ってもよい(MAY)。 +Activity Streams 2.0 文書の中での拡張の扱いに関するさらなる情報については +Extensibility 節を参照のこと。 +
+ +
+
+JSON-LD は
+processing context を
+定義するために特別な @context
属性を使う。
+@context
属性の値は [JSON-LD] 仕様で定義されている。
+Activity Streams 2.0 文書を生成する実装は、
+URL "https://www.w3.org/ns/activitystreams
" を使って
+標準の
+Activity Streams 2.0 JSON-LD
+@context 定義 への参照を含む値を @context
属性に
+指定するべきである(SHOULD)。
+実装は代わりに代替URL "http://www.w3.org/ns/activitystreams
" を
+使うことができる(MAY)。
+これは文字列、オブジェクト、配列を使って行える。
@vocab
キーワードと接頭辞を使ったオブジェクトで
+コンテキストを提供している文書。
@context
property whose value includes a reference to the normative
Activity Streams 2.0 JSON-LD
@context definition, the implementation MUST assume that the normative @context definition still applies.
+-->
+JSON-LD を有効にした Activity Streams 2.0 実装が
+"application/activity+json
" MIME メディアタイプを使って
+識別された JSON ドキュメントに遭遇し、
+そのドキュメントに標準的な
+Activity Streams 2.0 JSON-LD
+@context definition
+を参照する値を持つ @context
属性がない場合、
+実装はそれでも標準的な @context 定義があるものと仮定しなければならない(MUST)。
+ +この仕様は IRI [RFC3987] を +使っている。 +全ての URI [RFC3986] は +IRI でもあるので、IRI という名前が付いているところでは URL を使うことが出来る。 +特別に考慮することが二つある: +(1) URI ではない IRI が逆参照として与えられた場合、 +[RFC3987] の +3.1 節のステップを使って URI にマッピングしなければならず(MUST)、 +(2) IRI が "id" 値として提供された場合、そのようにマッピングしてはならない(MUST NOT)。
+ +相対 IRI (及び URL) 参照は Activity Streams 2.0 文書の中で +使うべきではない(SHOULD NOT); +多くの JSON パーサ実装は、相対参照を適切に解決するために必要な +基底コンテキストを確実に保存する能力を持たないからである。
+ +全ての日付と時刻の属性は +[RFC3339] の +"date-time" 生成に従わなければならない(MUST); +但し例外として秒は省略しても良い(MAY)。 +日付と時刻を分けるために大文字の "T" を使わなければならず(MUST)、 +タイムゾーンオフセット値がない場合は大文字の "Z" を +使わなければならない(MUST)。
+ +これは以下の [ABNF] 文法記述を使って指定される。 +"time-hour", "time-minute", "time-second", "time-secfrac", "time-offset", +"full-date" 構造は +[RFC3339] +で定義される。
as2-partial-time = time-hour ":" time-minute [":" time-second]
[time-secfrac]
@@ -1001,7 +1225,13 @@
+`time-offset` 要素はタイムゾーンとは関係なく、
+`time-offset` 要素を含む時刻はタイムスタンプとして上手く動作するが、
+追加の情報と処理なしにこれとローカルの「壁時計時間」とを確実に変換することは
+できないということに注意することは重要である。
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+ +次に、様々な詳細度を持つ三つのアクティビティの例を挙げる。
+ +それぞれの例は、この仕様で定義されてい標準 JSON 直列化を使って示している。
+ +Activity Vocabulary は +Activity Streams 2.0 のためのコアオブジェクトと属性を形式的に定義している。
+ +語彙によって定義されたオブジェクト型は、八つのコア型と、 +多くのソーシャル Web アプリケーションで共通に使われる +Activity 型と Object 型の拡張集合に分けられる。 +コア型は以下のものである:
Link
. All other types defined in the Activity Vocabulary, as well as all extension types, are derived from these two base types.
+-->
+Activity Streams 2.0 で定義されている全ての JSON オブジェクトは、
+Object
か
+Link
である。
+Activity Vocabulary に定義されているそれ以外の型は、全ての拡張型を含めて、
+これら二つの基底型の派生である。
+
+Activity Streams 2.0 文書の中の JSON オブジェクトは、次のどちらかの場合に
+Link
である:
+(a) 値が "Link
" である type
属性を持つオブジェクト、
+または
+(b) type
属性の値が、Link の拡張として定義されている型
+(例えば、
+Mention
+を参照のこと);
+さもなければこの JSON オブジェクトは Object
の実体または
+拡張である。
Object
は Activity Streams vocabulary の基本基底クラスである。
+
+(
@@ -1305,7 +1618,10 @@
+
+Activity Streams 消費者はしばしば、
+例えば Web ブラウザやコンソールインターフェースに表示するために、
+Activity Streams オブジェクトのテキスト表現を必要とする。
+
+
+
+id
属性を使った絶対 IRI で記述された)グローバル修飾子と(type
属性を使って記述された)「オブジェクト型」に加えて、
+Object
型の全ての実体は、
+Activity Vocabulary で規定的に定義された属性の一般的な集合を共有する。
+これは次のものである:
attachment
|
attributedTo
|
@@ -1261,15 +1557,23 @@
id
と type
属性を使った Object の例。
Activity Vocabulary defines a range of
Object
types that are common to many social Web applications. This specification stops short of defining semantically specific properties for most of these objects. External vocabularies can be used to express additional detail not covered by the Activity Vocabulary.
+-->
+Activity Vocabulary は
+多くのソーシャル Web アプリケーションで一般的である、幅広い
+Object
型を定義する。
+この仕様は、これらのアクティビティのほとんどについて特定の属性を
+意味論的に定義するには至っていない。
+外部語彙は Activity Vocabulary で触れられていない
+追加の詳細を記述するために使われる。
+
+
Place
と gr:Location
の両方があるObject:MUST favor the use of properties defined by the Activity Vocabulary.
+-->
+外部語彙で定義されている属性は、
+Activity Vocabulary で定義されている属性と重複および複製できる。
+そのような重なりが存在する場所では、一貫した相互運用性のために、
+Activity Vocabulary て定義されている属性の仕様を
+優先しなければならない(MUST)。
4.1.1 オブジェクト型のテキスト表現
name
属性は
+作成者または他のユーザーによる入力から生成されるべきである(SHOULD)。
summary
+属性は、おそらく発行者によって自動的に生成される、
+フォールバックテキスト表現として使われるべきである(SHOULD)。
+name
属性がない場合、
+summary
属性はマークアップを含むべきではなく(SHOULD NOT)、
+オブジェクトの妥当なテキスト表現として使われるのに
+十分短いものであるべきである(SHOULD)。