diff --git a/weekly/2015-02-13.md b/weekly/2015-02-13.md new file mode 100644 index 0000000..125dc63 --- /dev/null +++ b/weekly/2015-02-13.md @@ -0,0 +1,144 @@ + +# io.jsウィークリーアップデート 2015/2/13 +29言語へのローカリゼーション、バージョン1.2.0リリース 他 + +--- + + +## io.jsサポートの追加 +* [Postmark](http://blog.postmarkapp.com/post/110829734198/its-official-were-getting-cozy-with-node-js) +* [node-serialport](https://github.com/voodootikigod/node-serialport/issues/439) +* [Microsoft Azure](http://azure.microsoft.com/en-us/documentation/articles/web-sites-nodejs-iojs/) + + +## Githubでio.jsが 10,000 Star を達成 + +2月13日、JavaScriptコミュニティの素晴らしいサポートのお陰で、io.jsに10,000のGithub Starがつきました。本当にありがとう! + + +## io.js 1.2.0 リリース + +* **stream**: よりシンプルなstream作成。 ([readable-stream/issues#102](https://github.com/iojs/readable-stream/issues/102)) +* **dns**: `lookup()`メソッド で `'all'` オプションをサポート。この設定を有効にすると名前の解決が行われたすべてのアドレスを配列で返します(デフォルトは`false`に設定)。 ([iojs/pull#744](https://github.com/iojs/io.js/pull/744)) +* **assert**: `deepEqual()`から`prototype`プロパティの比較を外しました。 ([iojs/issues#636](https://github.com/iojs/io.js/pull/636)) `deepEqual()`のミラーとして`deepStrictEqual()`メソッドを追加し、こちらがプリミティブの比較を行います。 ([iojs/issues#639](https://github.com/iojs/io.js/pull/639)) +* **tracing**: `--with-lttng option` オプションを付けてコンパイルした場合に[LTTng](http://lttng.org/) (Linux Trace Toolkit Next Generation) が追加されます。 トレースポイントはDTraceとETWで使用可能なものと同じです。([iojs/issues#702](https://github.com/iojs/io.js/pull/702)) +* **docs**: 多くのドキュメントがアップデートされました。新たに JavaScriptエラーについての[Errorsページ](https://iojs.org/api/errors.html)を追加、V8の詳細、io.jsに特化したエラーの詳細など(各コミットを参照してください)。 +* **npm** を 2.5.1にアップグレード +* **libuv** を 1.4.0にアップグレード (詳しくはlibuvの[変更履歴](https://github.com/libuv/libuv/blob/v1.x/ChangeLog)へ) +* 新規コラボレーターの追加: + * Aleksey Smolenchuk (@lxe) + * Shigeki Ohtsu (@shigeki) + + +## 世界中のコミュニティを受け入れ + + +Mediumに載せた[元記事](https://medium.com/@mikeal/how-io-js-built-a-146-person-27-language-localization-effort-in-one-day-65e5b1c49a62)を参照 +* 参加したいと言ってくれたメンバーを各言語チームのコントリビューターとして追加 +* 各チームごとにTwitterや地域に特化したソーシャルメディアアカウントを設置 +* 各チームが独自にワークフローを設定することで「翻訳者」というよりも「コミュニティオーガナイザー」に + + +#### ローカリゼーションの状況: + + +* 呼びかけ初日に146人がローカリゼーションチームに参加 (現在は160人以上) +* 初日だけで27言語のローカリゼーションチームが発足(現在は29言語) + + +### 各言語のコミュニティ + +* [`iojs-bn`](https://github.com/iojs/iojs-bn) ベンガル語コミュニティ +* [`iojs-cn`](https://github.com/iojs/iojs-cn) 中国語コミュニティ +* [`iojs-cs`](https://github.com/iojs/iojs-cs) チェコ語コミュニティ +* [`iojs-da`](https://github.com/iojs/iojs-da) デンマーク語コミュニティ +* [`iojs-de`](https://github.com/iojs/iojs-de) ドイツ語コミュニティ +* [`iojs-el`](https://github.com/iojs/iojs-el) ギリシャ語コミュニティ +* [`iojs-es`](https://github.com/iojs/iojs-es) スペイン語コミュニティ +* [`iojs-fa`](https://github.com/iojs/iojs-fa) ペルシャ語コミュニティ +* [`iojs-fi`](https://github.com/iojs/iojs-fi) フィンランド語コミュニティ +* [`iojs-fr`](https://github.com/iojs/iojs-fr) フランス語コミュニティ +* [`iojs-he`](https://github.com/iojs/iojs-he) ヘブライ語コミュニティ +* [`iojs-hi`](https://github.com/iojs/iojs-hi) ヒンディー語コミュニティ +* [`iojs-hu`](https://github.com/iojs/iojs-hu) ハンガリー語コミュニティ +* [`iojs-id`](https://github.com/iojs/iojs-id) インドネシア語コミュニティ +* [`iojs-it`](https://github.com/iojs/iojs-it) イタリア語コミュニティ +* [`iojs-ja`](https://github.com/iojs/iojs-ja) 日本語コミュニティ +* [`iojs-ka`](https://github.com/iojs/iojs-ka) グルジア語コミュニティ +* [`iojs-kr`](https://github.com/iojs/iojs-kr) 韓国語コミュニティ +* [`iojs-mk`](https://github.com/iojs/iojs-mk) マケドニア語コミュニティ +* [`iojs-nl`](https://github.com/iojs/iojs-nl) オランダ語コミュニティ +* [`iojs-no`](https://github.com/iojs/iojs-no) ノルウェー語コミュニティ +* [`iojs-pl`](https://github.com/iojs/iojs-pl) ポーランド語コミュニティ +* [`iojs-pt`](https://github.com/iojs/iojs-pt) ポルトガル語コミュニティ +* [`iojs-ro`](https://github.com/iojs/iojs-ro) ルーマニア語コミュニティ +* [`iojs-ru`](https://github.com/iojs/iojs-ru) ロシア語コミュニティ +* [`iojs-sv`](https://github.com/iojs/iojs-sv) スウェーデン語コミュニティ +* [`iojs-tr`](https://github.com/iojs/iojs-tr) トルコ語コミュニティ +* [`iojs-tw`](https://github.com/iojs/iojs-tw) 台湾語コミュニティ +* [`iojs-uk`](https://github.com/iojs/iojs-uk) ウクライナ語コミュニティ + + + +## io.js と Node.js + + +[元記事を参照](http://blog.iojs.jp/io.js_and_node.js_Foundation.html) +* Joyent CEOのScott Hammond氏よりio.jsをnode.jsに戻したい意向を受けました + + +#### ここ数ヶ月でio.jsは... + +* 23人のコアチームに成長 +* いくつかのワーキンググループを結成 +* 29言語へのローカリゼーションチームを発足 +* node.js史上最多のプロジェクト参加者を惹きつけることに成功 +* コミュニティのサポートを受けて、良いペースで質の高いソフトウェアのリリース + + +> 分離についてはみんな早く水に流したいと思っていますが、これまでの進捗や、それを推し進めたオープンガバナンスの理念を捨てるわけにはいきません。 + + +### 今後について + + +* node.js foundation との話し合いは現在も進行中です +* node.js Foundationがテクニカルガバナンスモデルを作り次第、io.jsのGithub issueにてio.jsがnode.jsに戻るべきかのディスカッションを行います + * 私達の作ったガバナンスモデルにもとづいて、公開TCミーティングにてディスカッションとvoteを行います + + +> コミュニティの皆さんにとって現状は何も変わりません。 + + +### 今できること + + +* 今までどおりpull requestsをio.jsに送る +* [27言語のローカリゼーションチーム](https://github.com/iojs/website/issues/125)に参加する +* io.jsのワーキンググループに参加する([streams](https://github.com/iojs/readable-stream), [website](https://github.com/iojs/website), [evangelism](https://github.com/iojs/website/labels/evangelism), [tracing](https://github.com/iojs/tracing-wg), [build](https://github.com/iojs/build), [roadmap](https://github.com/iojs/roadmap)) +* io.jsをあなたのアプリケーションで利用する