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BARRY.DOC
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TOWNS 内蔵音源版 オリジナル ミュージックデータ集 VOL.5
BY BARRY.安村
みなさんこんにちは。今回で5回目を数えますBARRY.安村の音楽集、
今回は3曲をお届けします。
最近はどうも曲を作るペースが落ちてきて(それだけ苦労が増えたという
ことでしょうか)、これだけの曲数でも揃えるのが大変になってきましたけ
ど、あせった勢いで納得のいかない曲を出すわけにもいきませんから、のん
びり、ゆとりを持って応募しようと決めましたので、みなさんもどうかのん
びりお付き合い願います。さて、それでは曲の解説をどうぞ。
☆曲の解説
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─── 水中花 [CORPSE.EUP]
半年ぐらい寝かせて作った曲です。
この曲は、ある体験のインスピレーションを元に作ってみた曲です
が、タイトル名はぼかしてみました(直接過ぎましたので)。その体
験は、私にとって少しショッキングな事件でしたから、このように暗
い曲になってしまいました。そして、曲の終わりの方には、「救い」
の部分も入れずにはおれませんでした。
この曲は物語です。手短に、共感していただける部分が少しでも有
りましたら幸いです。
─── 日 常 [EVERYDAY.EUP]
これは古い曲ですが、なかなか捨てがたいところがありましたので、
今回の音楽集に加えてみました。少し昔に作る典型的な「BARRY
音楽」ですが、その中でもかなり力が入っているものです。目標は、
手早く、そして内蔵14音をフルに使ってみようという低レベルなも
のでしたが、思った以上の出来になりました。しかし、この曲を作っ
てから、「BARRY音楽」に飽きてしまって、他の曲風に走りまし
たので、言ってみれば遺作です。
他の曲風に走ったと書きましたが、現在は模索中の段階です。今回
の音楽集に収録された「彷徨える者」も、それにあたる作品です。
タイトル名「日常」と言うわりに非日常的な忙し系音楽ですが、当
時は、これ位のめくるめく日常の香りが少しと、また忙しい日々をこ
なすのは憧れる所でもあったので、あえてこの名前を付けてみました。
実際のところ、今の私には当時(1年前)の様な元気はありませんし、
また、別ののんびりした日常にあこがれていますので、機会があった
ら新しい日常も織ってみたいと考えています。最近は、雨の降る音が
好きなんです。
─── 彷徨える者 [WANDER.EUP]
いつかこの様な曲にもチャレンジしてみたいと兼々思っていたので
すが、ついに形になりましたので、お届けします。ファンタジー系映
画音楽を意識して作ってみました。意識した、といっても実際にいろ
いろと研究して作ったわけではありませんから、誤解の部分も、それ
はそれでよしとしてください。
曲の終わりが「いかにも」の古典的エンディングですが、なんとな
くねらってみました。別に深い意味はありません。
あと、頑張った割に音を重ねすぎた感もありますが、現段階では、
いろいろとエフェクトの掛けかたを研究中です。出来るだけ中庸のエ
フェクトを狙えるよう、今後共頑張っていきたい課題です。
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※音源ファイルについて
本作品で使用している、OKE_BR_2.FMB は、F-OKESH
I氏が作成したOKESHIBR.FMB を私が勝手にいじった物であり、
F-OKESHI氏のご厚意により、収録させていただきました。
また、SLAUTER1.PMBも氏の制作によるものです。この場を借
りてお礼申し上げます。
それから、BARRY3_3.PMBは、X680x0のフリーソフトで
あるZ-MUSIC提供のPCMデータ(同じくフリー扱い)をTOWNS
用にコンバートして編集したものです。
☆終わりに
本来ならば、今回のこの応募は4曲を目指していたのですけど、いま現在、
妙にのんびりとした意識に支配されていて、これでもいいや、と思いなおしま
した。決して満足したからではないのですけど、無理して作ってもいい結果に ならないことが多いので、無駄なあがきはやめました。お蔭で、のんびりとこ
のドキュメントを書くことができました。どうも、個人的にバリバリ働く質で
ないような気がしています。
今回は、この漂う余裕の為に、少し個人的な事も書いてみます。
ここ一年程、音楽ではボサ・ノバばかり聞いています。それより前は、世界
中のいろんなジャンルの曲を聞いてみようと意気込んで、色々なCDを買い集
めてみたのですが、ある日、ボサ・ノバに手を出したところですっかりはまっ
てしまいました。因みに、それ以前にあつめたジャンルは、サルサ、レゲエ、
ジャズ、クラシック、フュージョン、ジプシー、フォルクローレ、カンツォー
ネ、イラン音楽(ジャンル名不明)、等ですが、音楽に縁のなかった私は、ど
れも初めて聞くようなジャンルでした。そうして、ケチャなどマニアックなも
のから最後には演歌まで、一通り聞いてみるつもりでしたが、はやくもつまづ
いてしまったようです。
ボサ・ノバのいい所は、人に知られずひっそりと楽しむ所にあると思います。
本来なら、気に入ったものは人に勧めたがるものですが、ボサ・ノバだけは人
に教えたくない、そんな繊細な魅力があります。何といっても、リラックスす
るのには最適です。
あんまり他人に知られたく無い、という理由から、これ以上は語りませんが、
もし聞いてみたいと思ったのでしたら、アントニオ・カルロス・ジョビンをま
ずお勧めしておきます。彼の作るクールなメロディは、誰にでも聞きやすい、
美しいものです。私の持っているCDも、ほとんど彼の手によるものが多いで
すね。
そうそう、ボサ・ノバ好きな方は、よろしければ私までお手紙を下さい。ボ
サ・ノバについてお話をしましょう。
話は変わりますが、最近になってやっとFM-TOWNSを買い換えました。
モデルはFresh・Eですが、いままでのモデル2H(2代目)に比べて
格段のレベルアップになりました。ハードディスクも500MB増設したので、
今のところ文句無しの環境です。
今だから言えますが、モデル2Hの方は、1年以上も前からCD-ROMド
ライブの調子がおかしくて、だましだまし使っていたものが、どうにも誤魔化
せなくなってきていました。また、ディスプレイの方も、この度いきなり故障
しまして、茫然としたのを覚えています(症状:ラスタが全て中央に集まって
蛍光灯様になる)。今まではi386でも可愛くて、特にデザインは歴代TO
WNSの中でも最高と思っていましたから、手放すことは考えませんでしたが、
必然にかられてやむなくと言った感じです。しかし、ハードは安くなったもの
ですね。
初めのうちは、新参者の「白TOWNS」をいびる気持ちもありましたが、
今では2Hは少ない増設メモリも抜き取られ、はじっこの方に転がっています。
セットアップを済ますと情が移ってしまいました。ゆるして。2H。
さて、今回のこのBARRYの音楽集、いかがでしたでしょうか。
本人はこれでも精一杯やったつもりですが、なにしろまだまだ迷う事が多く、
いまだ慣れから来る安心感がありません。やりたいことの模索も続いています。
今後どういう活動展開になるか、本人も全く予想が付きませんが、マイ・ペー
スで進めることを目標に頑張って行こうと思っています。
それでは、フリコレ12で再びお目に掛かりましょう。
1995年 8月日
BARRY.安村
*** 曲を聞いての御意見、御感想をお待ちしております。 ***
郵便番号800-03
福岡県京都群苅田町大字新津1323 ロジングハウス309号
安村方 フリコレ10係
(ボサ・ノバ係も同時受付します)
[EOF]