v18

【ビルド済みバイナリ】
・aobazero-18-w64-opencl.zip (64ビット版 Windows で GPU を利用したいユーザ用)
・aobazero-18-w64-cpu-only.zip (64ビット版 Windows で GPU を利用したくないユーザ用)
【主な変更点】
・kldgainで棋譜生成時に1手800playout固定でなく、100から3200まで可変にしました。平均は777playoutほどです。これによって棋譜の棋力が+76 ELOほど強くなります。
・tagのバージョン番号をaobaz.exeのバージョン名にしました。

v2.0

【ビルド済みバイナリ】
・aobazero-2.0-w64-opencl.zip (64ビット版 Windows で GPU を利用したいユーザ用)
・aobazero-2.0-w64-cpu-only.zip (64ビット版 Windows で GPU を利用したくないユーザ用)
【主な変更点】
・棋譜生成サーバを変更しました。
・棋譜を30手まで温度1でなく温度1.3で生成するようにしました。温度が高いほど悪い手も選ぶようになり多様な手を選択します(ほとんどが悪手ですが)。これにより100万棋譜生成したときに30手後の重複なしの(ユニークな)棋譜が30%程度だったのが90%以上になると思われます。つまり同じよう棋譜を学習させるのやめ、なるべくばらばらな棋譜を学習させるようにしてみました。同時に30手以内では投了しないようにしました。
・"-name AobaZero1.0_w3703" など将棋所で表示する名前を指定できるようにしました。

v1.9

【ビルド済みバイナリ】
・aobazero-1.9-w64-opencl.zip (64ビット版 Windows で GPU を利用したいユーザ用)
・aobazero-1.9-w64-cpu-only.zip (64ビット版 Windows で GPU を利用したくないユーザ用)
【主な変更点】
・先手番で相手を詰せたときに勝ち(+1)でなく負け(-1)がNNの出力として返るのを修正しました。

v1.8

【ビルド済みバイナリ】
・aobazero-1.8-w64-opencl.zip (64ビット版 Windows で GPU を利用したいユーザ用)
・aobazero-1.8-w64-cpu-only.zip (64ビット版 Windows で GPU を利用したくないユーザ用)

【主な変更点】
bin/autousi が生成する棋譜に、投了時の投了閾値と MCTS の結果を記録

v1.7

【ビルド済みバイナリ】
・aobazero-1.7-w64-opencl.zip (64ビット版 Windows で GPU を利用したいユーザ用)
・aobazero-1.7-w64-cpu-only.zip (64ビット版 Windows で GPU を利用したくないユーザ用)

【主な変更点】
・学習用の棋譜を生成するアルゴリズムを修正した（９割程度の棋譜は、自己対局で得られる結果「負け」の予測の誤答率が 5% 未満になるような MCTS の閾値で投了）
・2020年11月23日現在公開中の棋譜・重み集配サーバに接続し棋譜生成にユーザ様が寄与できるようになった
・棋譜の仕様が変更になっています。+6978KI,'v=0.545,800,6978KI, ... のようにコメントの先頭にv=で勝率が追加されています。

v1.6

【ビルド済みバイナリ】
aobazero-1.6-w64-opencl.zip : 64ビット版 Windows で GPU を利用したい方はこちらのファイルをダウンロードしてください。
aobazero-1.6-w64-cpu-only.zip : 64ビット版 Windows で GPU を利用したくない方はこちらのファイルをダウンロードしてください。

【主な変更点】

1. OpenCL のデバイスの選択アルゴリズムの修正
2. 学習用の棋譜を生成するアルゴリズムの修正（勝率10%以下で投了するようにした）

v1.5

【ビルド済みバイナリ】
aobazero-1.5-w64-opencl.zip : 64ビット版 Windows で GPU を利用したい方はこちらのファイルをダウンロードしてください。
aobazero-1.5-w64-cpu-only.zip : 64ビット版 Windows で GPU を利用したくない方はこちらのファイルをダウンロードしてください。

【主な変更点】
ニューラルネットワークを順方向に計算する OpenCL のコードの効率化のため、

・バッチを組んでタスク粒度を大きく
・複数のコマンドキューを利用してタスクを連続処理
・出力が 3x3 の Winograd Transforms を使って 9x9 の将棋盤の畳み込み演算を評価
・半精度浮動小数点数を部分的に利用して行列積を計算

するようにした。

【覚え書き】
OpenCLを使う場合に3倍から10倍程度、高速になりました。
初回起動時(エンジン登録時)にOpenCLのチューニングを行うため3分ほど時間がかかります。
2回目以降は10秒から50秒程度で起動できます。

ShogiGUIで動作するように。ただエンジン登録時に30秒を超えると失敗するので
将棋所で登録させた後だと成功しやすいです。
ノートPCのバッテリ動作だと間に合わない場合がありますので電源を繋ぐなどして下さい。
ShogiGUIでも動作しますが、engineに送られてくる局面が初期局面からの手順(position startpos moves ...)ではなく、
現在局面のみ(position sfen ...)なので、過去7局面をNNの入力に必要とするAobaZeroの本来の実力は出せません。

OpenCL版で複数のGPUを使えるように(2枚なら "-u 0 -u 1" など)。
OpenCL版でバッチ数とスレッド数を指定できるように("-b 7 -t 21" など)。
OpenCL版ではGPUが遅いのでスレッドの数は論理CPUの数を超えても大丈夫です。
バッチ数の2倍から4倍程度にスレッド数を指定すると効率がよいです。
バッチ数は 3,7,14,28 が効率がよいです。GPUごとに最適な設定は異なります。
標準(指定なし)では "-b 7 -t 21" です。
Windows版ではスレッド数が35を超えるとプロセスの起動に失敗する場合があります。

IntelのCPUに内蔵GPUとNVIDIAのGPU、など複数のOpenCLデバイスが見える場合は
最適なものを自動で選べないことがあります。bin\ocldevs.bat を実行して動かしたい環境、
Platform ID: 1 なら "-u 1" とオプションを指定して下さい。

GTX 1650, 1660, 1650 SUPER, 1660 SUPER では "-h 2" を指定した方が高速に動作します。

CPU版でマルチスレッドに対応。標準ですべてのスレッドを使います。
思考時間で打ち切るオプションの追加( "-s 3.5" で1手3.5秒)。
floodgate用に宣言勝ちを256手以内にしやすくするオプションの追加("-drawmove 256")。
宣言勝ちオプションの追加。有効にするには"-i"を付けて下さい。

詳細は zip に含まれる readme.txt , aobaz.bat をご覧下さい。

v1.4

v1.3 の修正版です。
訪問回数サンプリングの乱数の初期値が固定だったのを修正しました。

v1.3

計算結果を再利用して MCTS をより効率的に行うようにしました (57 Elo程度棋力向上)。
また将棋所の検討で読み筋や評価値を表示するようにしました。
評価値は勝率推定値 (引分 0.5 ポイント) から ponanza に採用されたモデルで換算しています。

v1.2

MCTSの勝率の初期値を引き分け(0)から負け(-1)に変更しました。

• aobazero-1.2-w64-opencl.zip : GPU搭載64ビット版 Windows を利用されている方はこちらのファイルをダウンロードしてください。
• aobazero-1.2-w64-cpu-only.zip : GPUを搭載していない64ビット版 Windows を利用されている方はこちらのファイルをダウンロードしてください。