Stable Diffusionの学習、画像生成、その他のスクリプトを入れたリポジトリです。
README in English ←更新情報はこちらにあります
開発中のバージョンはdevブランチにあります。最新の変更点はdevブランチをご確認ください。
FLUX.1およびSD3/SD3.5対応はsd3ブランチで行っています。それらの学習を行う場合はsd3ブランチをご利用ください。
GUIやPowerShellスクリプトなど、より使いやすくする機能がbmaltais氏のリポジトリで提供されています(英語です)のであわせてご覧ください。bmaltais氏に感謝します。
以下のスクリプトがあります。
- DreamBooth、U-NetおよびText Encoderの学習をサポート
- fine-tuning、同上
- LoRAの学習をサポート
- 画像生成
- モデル変換(Stable Diffision ckpt/safetensorsとDiffusersの相互変換)
- 学習について、共通編 : データ整備やオプションなど
- SDXL学習 (英語版)
- DreamBoothの学習について
- fine-tuningのガイド:
- LoRAの学習について
- Textual Inversionの学習について
- 画像生成スクリプト
- note.com モデル変換スクリプト
Python 3.10.6およびGitが必要です。
- Python 3.10.6: https://www.python.org/ftp/python/3.10.6/python-3.10.6-amd64.exe
- git: https://git-scm.com/download/win
PowerShellを使う場合、venvを使えるようにするためには以下の手順でセキュリティ設定を変更してください。 (venvに限らずスクリプトの実行が可能になりますので注意してください。)
- PowerShellを管理者として開きます。
- 「Set-ExecutionPolicy Unrestricted」と入力し、Yと答えます。
- 管理者のPowerShellを閉じます。
スクリプトはPyTorch 2.1.2でテストしています。PyTorch 2.0.1、1.12.1でも動作すると思われます。
(なお、python -m venv~の行で「python」とだけ表示された場合、py -m venv~のようにpythonをpyに変更してください。)
PowerShellを使う場合、通常の(管理者ではない)PowerShellを開き以下を順に実行します。
git clone https://github.com/kohya-ss/sd-scripts.git
cd sd-scripts
python -m venv venv
.\venv\Scripts\activate
pip install torch==2.1.2 torchvision==0.16.2 --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu118
pip install --upgrade -r requirements.txt
pip install xformers==0.0.23.post1 --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu118
accelerate config
コマンドプロンプトでも同一です。
注:bitsandbytes==0.43.0
、prodigyopt==1.0
、lion-pytorch==0.0.6
は requirements.txt
に含まれるようになりました。他のバージョンを使う場合は適宜インストールしてください。
この例では PyTorch および xfomers は2.1.2/CUDA 11.8版をインストールします。CUDA 12.1版やPyTorch 1.12.1を使う場合は適宜書き換えください。たとえば CUDA 12.1版の場合は pip install torch==2.1.2 torchvision==0.16.2 --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu121
および pip install xformers==0.0.23.post1 --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu121
としてください。
accelerate configの質問には以下のように答えてください。(bf16で学習する場合、最後の質問にはbf16と答えてください。)
- This machine
- No distributed training
- NO
- NO
- NO
- all
- fp16
※場合によって ValueError: fp16 mixed precision requires a GPU
というエラーが出ることがあるようです。この場合、6番目の質問(
What GPU(s) (by id) should be used for training on this machine as a comma-separated list? [all]:
)に「0」と答えてください。(id 0
のGPUが使われます。)
新しいリリースがあった場合、以下のコマンドで更新できます。
cd sd-scripts
git pull
.\venv\Scripts\activate
pip install --use-pep517 --upgrade -r requirements.txt
コマンドが成功すれば新しいバージョンが使用できます。
LoRAの実装はcloneofsimo氏のリポジトリを基にしたものです。感謝申し上げます。
Conv2d 3x3への拡大は cloneofsimo氏 が最初にリリースし、KohakuBlueleaf氏が LoCon でその有効性を明らかにしたものです。KohakuBlueleaf氏に深く感謝します。
スクリプトのライセンスはASL 2.0ですが(Diffusersおよびcloneofsimo氏のリポジトリ由来のものも同様)、一部他のライセンスのコードを含みます。
Memory Efficient Attention Pytorch: MIT
bitsandbytes: MIT
BLIP: BSD-3-Clause
train_network.py
がサポートするLoRAについて、混乱を避けるため名前を付けました。ドキュメントは更新済みです。以下は当リポジトリ内の独自の名称です。
-
LoRA-LierLa : (LoRA for Li n e a r La yers、リエラと読みます)
Linear 層およびカーネルサイズ 1x1 の Conv2d 層に適用されるLoRA
-
LoRA-C3Lier : (LoRA for C olutional layers with 3 x3 Kernel and Li n e a r layers、セリアと読みます)
1.に加え、カーネルサイズ 3x3 の Conv2d 層に適用されるLoRA
デフォルトではLoRA-LierLaが使われます。LoRA-C3Lierを使う場合は --network_args
に conv_dim
を指定してください。
プロンプトファイルは例えば以下のようになります。
# prompt 1
masterpiece, best quality, (1girl), in white shirts, upper body, looking at viewer, simple background --n low quality, worst quality, bad anatomy,bad composition, poor, low effort --w 768 --h 768 --d 1 --l 7.5 --s 28
# prompt 2
masterpiece, best quality, 1boy, in business suit, standing at street, looking back --n (low quality, worst quality), bad anatomy,bad composition, poor, low effort --w 576 --h 832 --d 2 --l 5.5 --s 40
#
で始まる行はコメントになります。--n
のように「ハイフン二個+英小文字」の形でオプションを指定できます。以下が使用可能できます。
--n
Negative prompt up to the next option.--w
Specifies the width of the generated image.--h
Specifies the height of the generated image.--d
Specifies the seed of the generated image.--l
Specifies the CFG scale of the generated image.--s
Specifies the number of steps in the generation.
( )
や [ ]
などの重みづけも動作します。