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File metadata and controls

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title slug l10n
Content-Location
Web/HTTP/Headers/Content-Location
sourceCommit
1176e753733ee9d2e8966cc7cf03df495dce9aba

{{HTTPSidebar}}

Content-Location ヘッダーは、返されるデータの代替場所を示します。主な用途は、コンテンツネゴシエーションの結果として送信されたリソースの URL を示すことです。

{{HTTPHeader("Location")}} と Content-Location は異なります。 Location はリダイレクトの URL を示し、Content-Location は今後のコンテンツネゴシエーションなしでリソースへのアクセスに使用する直接 URL を示します。 Location はレスポンスに関連付けられたヘッダーで、 Content-Location は返されたデータに関連付けられます。この区別はがないと抽象的に見えるかもしれません。

ヘッダー種別 {{Glossary("Representation header", "表現ヘッダー")}}
{{Glossary("Forbidden header name", "禁止ヘッダー名")}} いいえ

構文

Content-Location: <url>

ディレクティブ

  • <url>
    • : (リクエスト URL に対する)相対 URL または絶対 URL。

サーバーからのデータのリクエストを様々な形式で行う

たとえば、サイトの API が {{glossary("JSON")}}, {{glossary("XML")}}, または CSV 形式でデータを返すとします。特定の文書の URL が https://example.com/documents/foo である場合、サイトはリクエストの {{HTTPHeader("Accept")}} ヘッダーに応じて Content-Location 用に異なる URL を返すことができます。

リクエストヘッダー レスポンスヘッダー
Accept: application/json, text/json Content-Location: /documents/foo.json
Accept: application/xml, text/xml Content-Location: /documents/foo.xml
Accept: text/plain, text/* Content-Location: /documents/foo.txt

これらのURLは例です。サイトは、クエリー文字列引数、例えば /documents/foo?format=json/documents/foo?format=xml など、任意の URL パターンでさまざまなファイル形式を提供することができます。

その後クライアントはその特定の URL で JSON バージョンが利用可能であることを覚えて、次に文書を要求するときにコンテンツのネゴシエーションをスキップします。

サーバーは {{HTTPHeader("Accept-Language")}} のような他のコンテンツネゴシエーションヘッダーを考慮することもあります。

新しい文書を指す (HTTP 201 Created)

サイトの API を通じて新しいブログ投稿を作成しているとします。

POST /new/post
Host: example.com
Content-Type: text/markdown

# My first blog post!

I made this through `example.com`'s API. I hope it worked.

サイトは公開された投稿をレスポンス本体で返します。サーバーは、新しい投稿の場所を Content-Location ヘッダーで指定し、この場所がこのレスポンスのコンテンツ(本体)を参照することを示します。

HTTP/1.1 201 Created
Content-Type: text/markdown
Content-Location: /my-first-blog-post

# My first blog post

I made this through `example.com`'s API. I hope it worked.

トランザクションの結果の URL を示す

サイトの別のユーザーに送金するための <form> があるとします。

<form action="/send-payment" method="post">
  <p>
    <label
      >送金したい宛先は?
      <input type="text" name="recipient" />
    </label>
  </p>

  <p>
    <label
      >金額は?
      <input type="number" name="amount" />
    </label>
  </p>

  <button type="submit">送金する</button>
</form>

フォームが送信されると、サイトは取引の領収書を生成します。サーバーは Content-Location を使用して、将来のアクセスのために領収書の URL を示すことができます。

HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: text/html; charset=utf-8
Content-Location: /my-receipts/38

<!doctype html>
(Lots of HTML…)

<p>You sent $38.00 to ExampleUser.</p>

(Lots more HTML…)

仕様書

{{Specifications}}

ブラウザーの互換性

{{Compat}}

関連情報

  • {{HTTPHeader("Location")}}