title | slug | l10n | ||
---|---|---|---|---|
Content-Location |
Web/HTTP/Headers/Content-Location |
|
{{HTTPSidebar}}
Content-Location
ヘッダーは、返されるデータの代替場所を示します。主な用途は、コンテンツネゴシエーションの結果として送信されたリソースの URL を示すことです。
{{HTTPHeader("Location")}} と Content-Location
は異なります。
Location
はリダイレクトの URL を示し、Content-Location
は今後のコンテンツネゴシエーションなしでリソースへのアクセスに使用する直接 URL を示します。 Location
はレスポンスに関連付けられたヘッダーで、 Content-Location
は返されたデータに関連付けられます。この区別は例がないと抽象的に見えるかもしれません。
ヘッダー種別 | {{Glossary("Representation header", "表現ヘッダー")}} |
---|---|
{{Glossary("Forbidden header name", "禁止ヘッダー名")}} | いいえ |
Content-Location: <url>
たとえば、サイトの API が {{glossary("JSON")}}, {{glossary("XML")}}, または CSV 形式でデータを返すとします。特定の文書の URL が https://example.com/documents/foo
である場合、サイトはリクエストの {{HTTPHeader("Accept")}} ヘッダーに応じて Content-Location
用に異なる URL を返すことができます。
リクエストヘッダー | レスポンスヘッダー |
---|---|
Accept: application/json, text/json |
Content-Location: /documents/foo.json |
Accept: application/xml, text/xml |
Content-Location: /documents/foo.xml |
Accept: text/plain, text/* |
Content-Location: /documents/foo.txt |
これらのURLは例です。サイトは、クエリー文字列引数、例えば /documents/foo?format=json
、/documents/foo?format=xml
など、任意の URL パターンでさまざまなファイル形式を提供することができます。
その後クライアントはその特定の URL で JSON バージョンが利用可能であることを覚えて、次に文書を要求するときにコンテンツのネゴシエーションをスキップします。
サーバーは {{HTTPHeader("Accept-Language")}} のような他のコンテンツネゴシエーションヘッダーを考慮することもあります。
サイトの API を通じて新しいブログ投稿を作成しているとします。
POST /new/post
Host: example.com
Content-Type: text/markdown
# My first blog post!
I made this through `example.com`'s API. I hope it worked.
サイトは公開された投稿をレスポンス本体で返します。サーバーは、新しい投稿の場所を Content-Location
ヘッダーで指定し、この場所がこのレスポンスのコンテンツ(本体)を参照することを示します。
HTTP/1.1 201 Created
Content-Type: text/markdown
Content-Location: /my-first-blog-post
# My first blog post
I made this through `example.com`'s API. I hope it worked.
サイトの別のユーザーに送金するための <form>
があるとします。
<form action="/send-payment" method="post">
<p>
<label
>送金したい宛先は?
<input type="text" name="recipient" />
</label>
</p>
<p>
<label
>金額は?
<input type="number" name="amount" />
</label>
</p>
<button type="submit">送金する</button>
</form>
フォームが送信されると、サイトは取引の領収書を生成します。サーバーは Content-Location
を使用して、将来のアクセスのために領収書の URL を示すことができます。
HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: text/html; charset=utf-8
Content-Location: /my-receipts/38
<!doctype html>
(Lots of HTML…)
<p>You sent $38.00 to ExampleUser.</p>
(Lots more HTML…)
{{Specifications}}
{{Compat}}
- {{HTTPHeader("Location")}}