URLプレビューの動作改善＋動作設定を可能にする

[samunohito]

Summary

MisskeyのURLプレビュー取得機能に対し、下記の強化処置を施したいです。
（あとで misskey-dev/summaly 側にもissueを建てますが、本体側も対応が必要なのでissueを用意しておきたい）

1. プレビュー対象のContent-Lengthの上限をコンパネから設定できるようにする

プレビュー対象のContent-Lengthの上限を misskey-dev/summary のパラメータとして取れるようにし、Misskey本体のコントロールパネルからこの設定値を設定できるようにします。
また、Content-Lengthを返してこないサーバのプレビュー生成を拒否するオプションも同時に提供します。

現在の misskey-dev/summary の実装には外部から上限を設定できるようなインターフェースは無く、決め打ちの値が使用されています（サイズは10MBまで）。
上限が設けられているとはいえ、リンク先が大きければ大きいほど負担になります。なので、これを制御できるようにしたいです。

2. HEADメソッドによるヘッダの検証を先に行い、合格した場合のみGETでbodyを取るようにする

GETメソッドでbodyを取る前に、HEADメソッドでレスポンスヘッダの検証を行い、条件に合わない場合はプレビューの生成を行わないようにします。

現在の misskey-dev/summary の実装は、URLの先をGETで取得してからヘッダ内容の判定などを行っています ¹ 。
GETメソッドによりbodyまで取得されているため、音声ファイルや動画ファイルなどのメディアやPDFなどの巨大なファイルのリンクが貼られた時にサーバ負荷を高めてしまっているようです。
サマリープロキシを使えばMisskey本体のdownは回避出来ますが…マシンリソースを消費することには変わりないので、実装したい機能です（プロキシ側に取り込めば恩恵もあると思うので）

Purpose

• URLを貼られた時のプレビュー生成によるマシンリソースの圧迫を軽減できる可能性がある
• misskey-dev/summaryを使用しているサマリープロキシ実装側にも恩恵がある

Do you want to implement this feature yourself?

• Yes, I will implement this by myself and send a pull request

Footnotes

1. 実際にブレークポイントを置き、MP3ファイルを取得するテストを書いて試しました。
   該当ソースはこのへん ↩