原文:Roadmap
将来的な目標は主に2つの大きなカテゴリに分けることができます。 1つは活発に機能を開発すること、そしてもう1つは品質向上です。 一部の機能は実験的なものです。 すべての提案事項はいずれも高い品質と設計目標を備えていなければいけません。 新機能に対する提案事項ではさらなる分析および設計が必要で、 膨大な労力を費やす前の段階で設計に関する議論が必要になることを 念頭に置いておいてください。
- パフォーマンス関連の変更。主にアロケーションを減らして、 Visual Studio上での入力中に出来るだけVisual Studioが停止しないように改善する。
- パイプラインのエミットフェーズにおいて、より効率的に並列実行できるような、 PDBライターに変わる実装の模索。
- 我々のオープンソーステストスイートによるテストカバレッジの向上。
- 完全な.NET frameworkに対する依存をコアコンパイラから削除し、 WinRTのようなプラットフォーム上でもCompilationデータ型を使用できるようにする。
- 公開APIのXMLドキュメントコメントの内容を充実させる。
- 公開APIが引数を適切に検査しているかどうか確認する。
- 公開APIで使用されているコレクション型が適切であることを確認する。
- C#および Visual Basic に対する提案済みの言語機能を議論、検討する。
- 検討中の言語機能の概要については言語機能ステータスを参照。
- 診断機能を洗練させて、入力時に即座にコード分析できるようにする。
- コマンドラインおよびVisual Studioからの分析機能の実行パフォーマンスを改善する。
- ソースベースの診断分析機能として、より多くのFxCopルールを作成する。 現在は350以上のFxCopルールがあるが、どのルールを優先して実装すべきか 順序づけるためにも是非フィードバックをお願いしたい。
- フロー解析APIを開発して、フロー解析を実行するようなアナライザーを 簡単に作成できるようにする。
- トップレベルの様々な式に対する言語セマンティクスを確定する。
- REPLウィンドウのレビューおよび充実。
- スクリプティングAPIのレビューおよび充実。
- 「すべての参照を検索」の改善
- 「名前の変更」の競合検出の改善