本文書では、 Linuxbrew 向け Tap リポジトリ z80oolong/mlterm に含まれる Formula 一覧を示します。各 Formula の詳細等については brew info <formula>
コマンドも参照して下さい。
この Formula は、多言語対応端末エミュレータ MLTerm のうち、最新の安定版及び HEAD 版を導入するための Formula です。
なお、この Formula で導入される MLTerm では、 mlterm 本体の他に、fcitx のインプットメソッドによる日本語入力に対応するプラグインも同時に導入されます。ここで、 MLTerm から fcitx を用いて日本語入力を行う場合は、以下のようにして MLTerm を起動します。
...
$ mlterm --im=fcitx
...
この Formula は、多言語対応端末エミュレータ MLTerm によって実装された libvte 互換ライブラリを導入するための Formula です。
この Formula によって導入される互換ライブラリは、 GNOME 純正の libvte ライブラリとほぼ同等の機能を有します。
即ち、 標準の libvte ライブラリ に代えて MLTerm によって実装された libvte 互換ライブラリを用いて実装された端末エミュレータを導入するための Formula を記述する際には、以下のようにして当該端末エミュレータが依存する Formula である z80oolong/vte/libvte@2.91
に代えて、 z80oolong/mlterm/mlterm-libvte@3.9.3
に依存するように Formula を記述すると、 MLterm を用いて実装された libvte 互換ライブラリによる端末エミュレータが導入されるので、当該端末エミュレータが MLTerm の機能を用いて動作するようになります。
class FooVteTerm < Formula
...
#depends_on "z80oolong/vte/vte@2.91" # → 標準の libvte ライブラリに代えて、
depends_on "z80oolong/mlterm/mlterm-libvte@3.9.3" # → z80oolong/mlterm/mlterm-libvte@3.9.3 に依存させる。
...
end
GTK と libvte ベースの端末エミュレータであり、MLterm を用いて実装された libvte 互換ライブラリによって動作する sakura のうち、最新の安定版及び HEAD 版を導入するための Formula です。
使用法の詳細については、 Tap リポジトリ z80oolong/vte
内のドキュメント FormulaList.md
の z80oolong/vte/sakura
の Formula についての記述を参照して下さい。
なお、 sakura における各種設定に関しては、 libvte 互換ライブラリによって動作する MLTerm によって行った各種設定が sakura の各種設定に優先されることに留意する必要があります。
また、この Formula は z80oolong/vte/sakura
との conflict を防ぐため、この Formula によって導入される sakura は、 keg only で導入されることに留意して下さい。
この Formula によって導入される sakura を使用するには、 brew link --force z80oolong/mlterm/sakura-mlterm
コマンドを実行する必要があります。
libvte ベースであり、場所をとらないタブ式端末エミュレータであり、MLterm を用いて実装された libvte 互換ライブラリによって動作する roxterm のうち、最新の安定版及び HEAD 版を導入するための Formula です。
使用法の詳細については、 Tap リポジトリ z80oolong/vte
内のドキュメント FormulaList.md
の z80oolong/vte/roxterm
の Formula についての記述を参照して下さい。
なお、 roxterm における各種設定に関しては、 libvte 互換ライブラリによって動作する MLTerm によって行った各種設定が roxterm の各種設定に優先されることに留意する必要があります。
また、この Formula は z80oolong/vte/roxterm
との conflict を防ぐため、この Formula によって導入される roxterm は、 keg only で導入されることに留意して下さい。
この Formula によって導入される roxterm を使用するには、 brew link --force z80oolong/mlterm/roxterm-mlterm
コマンドを実行する必要があります。
libvte ベースの LXDE 用端末エミュレータであり、MLterm を用いて実装された libvte 互換ライブラリによって動作する lxterminal のうち、最新の安定版及び HEAD 版を導入するための Formula です。
使用法の詳細については、 Tap リポジトリ z80oolong/vte
内のドキュメント FormulaList.md
の z80oolong/vte/lxterminal
の Formula についての記述を参照して下さい。
なお、 lxterminal における各種設定に関しては、 libvte 互換ライブラリによって動作する MLTerm によって行った各種設定が lxterminal の各種設定に優先されることに留意する必要があります。
また、この Formula は z80oolong/vte/roxterm
との conflict を防ぐため、この Formula によって導入される lxterminal は、 keg only で導入されることに留意して下さい。
この Formula によって導入される lxterminal を使用するには、 brew link --force z80oolong/mlterm/lxterminal-mlterm
コマンドを実行する必要があります。
libvte ベースの MATE 用端末エミュレータであり、MLterm を用いて実装された libvte 互換ライブラリによって動作する mate-terminal のうち、最新の安定版及び HEAD 版を導入するための Formula です。
使用法の詳細については、 Tap リポジトリ z80oolong/vte
内のドキュメント FormulaList.md
の z80oolong/vte/mate-terminal
の Formula についての記述を参照して下さい。
なお、 mate-terminal における各種設定に関しては、 libvte 互換ライブラリによって動作する MLTerm によって行った各種設定が mate-terminal の各種設定に優先されることに留意する必要があります。
また、この Formula は z80oolong/vte/mate-terminal
との conflict を防ぐため、この Formula によって導入される mate-terminal は、 keg only で導入されることに留意して下さい。
この Formula によって導入される mate-terminal を使用するには、 brew link --force z80oolong/mlterm/mate-terminal-mlterm
コマンドを実行する必要があります。
libvte ベースの xfce4 用端末エミュレータであり、MLterm を用いて実装された libvte 互換ライブラリによって動作する xfce4-terminal のうち、最新の安定版及び HEAD 版を導入するための Formula です。
使用法の詳細については、 Tap リポジトリ z80oolong/vte
内のドキュメント FormulaList.md
の z80oolong/vte/xfce4-terminal
の Formula についての記述を参照して下さい。
なお、 xfce4-terminal における各種設定に関しては、 libvte 互換ライブラリによって動作する MLTerm によって行った各種設定が xfce4-terminal の各種設定に優先されることに留意する必要があります。
また、この Formula は z80oolong/vte/xfce4-terminal
との conflict を防ぐため、この Formula によって導入される xfce4-terminal は、 keg only で導入されることに留意して下さい。
この Formula によって導入される xfce4-terminal を使用するには、 brew link --force z80oolong/mlterm/xfce4-terminal-mlterm
コマンドを実行する必要があります。
(注:上記 {version}
には、 MLTerm の各バージョン番号が入ります。以下同様。)
この Formula は、多言語対応端末エミュレータ MLTerm の安定版 mlterm {version} を導入します。
この Formula で導入した MLTerm の使用法については、前述の z80oolong/mlterm/mlterm
の Formula についての記述を参照して下さい。
この Formula は、 versioned formula であるため、この Formula によって導入される MLTerm は、 keg only で導入されることに留意して下さい。
この Formula によって導入される MLTerm を使用するには、 brew link --force z80oolong/mlterm/mlterm@{version}
コマンドを実行する必要があります。
(注:上記 {version}
には、 sakura の各バージョン番号が入ります。以下同様。)
この Formula は、 MLterm を用いて実装された libvte 互換ライブラリ ベースの端末エミュレータである sakura の安定版 sakura {version} を導入します。
この Formula で導入した sakura の使用法については、前述の z80oolong/vte/sakura
の Formula についての記述を参照して下さい。
この Formula は、 versioned formula であるため、この Formula によって導入される sakura は、 keg only で導入されることに留意して下さい。
この Formula によって導入される sakura を使用するには、 brew link --force z80oolong/mlterm/sakura-mlterm@{version}
コマンドを実行する必要があります。
(注:上記 {version}
には、 roxterm の各バージョン番号が入ります。以下同様。)
この Formula は、 MLterm を用いて実装された libvte 互換ライブラリ ベースの端末エミュレータである roxterm の安定版 roxterm {version} を導入します。
この Formula で導入した roxterm の使用法については、前述の z80oolong/vte/roxterm
の Formula についての記述を参照して下さい。
この Formula は、 versioned formula であるため、この Formula によって導入される roxterm は、 keg only で導入されることに留意して下さい。
この Formula によって導入される roxterm を使用するには、 brew link --force z80oolong/mlterm/roxterm-mlterm@{version}
コマンドを実行する必要があります。
(注:上記 {version}
には、 lxterminal の各バージョン番号が入ります。以下同様。)
この Formula は、 MLterm を用いて実装された libvte 互換ライブラリ ベースの端末エミュレータの安定版 lxterminal {version} を導入します。
なお、この Formula で導入した lxterminal の使用法については、前述の z80oolong/vte/lxterminal
の Formula についての記述を参照して下さい。
この Formula は、 versioned formula であるため、この Formula によって導入される lxterminal は、 keg only で導入されることに留意して下さい。
この Formula によって導入される lxterminal を使用するには、 brew link --force z80oolong/mlterm/lxterminal-mlterm@{version}
コマンドを実行する必要があります。
(注:上記 {version}
には、 mate-terminal の各バージョン番号が入ります。以下同様。)
この Formula は、 MLterm を用いて実装された libvte 互換ライブラリ ベースの端末エミュレータの安定版 mate-terminal {version} を導入するための Formula です。
なお、この Formula で導入した mate-terminal の使用法については、前述の z80oolong/vte/mate-terminal
の Formula についての記述を参照して下さい。
この Formula は、 versioned formula であるため、この Formula によって導入される mate-terminal は、 keg only で導入されることに留意して下さい。
この Formula によって導入される mate-terminal を使用するには、 brew link --force z80oolong/mlterm/mate-terminal-mlterm@{version}
コマンドを実行する必要があります。
(注:上記 {version}
には、 xfce4-terminal の各バージョン番号が入ります。以下同様。)
この Formula は、 MLterm を用いて実装された libvte 互換ライブラリ ベースの端末エミュレータの安定版 xfce4-terminal {version} を導入するための Formula です。
なお、この Formula で導入した xfce4-terminal の使用法については、前述の z80oolong/vte/mate-terminal
の Formula についての記述を参照して下さい。
この Formula は、 versioned formula であるため、この Formula によって導入される xfce4-terminal は、 keg only で導入されることに留意して下さい。
この Formula によって導入される xfce4-terminal を使用するには、 brew link --force z80oolong/mlterm/xfce4-terminal-mlterm@{version}
コマンドを実行する必要があります。