メンテナンスが終了している pandoc-citeproc
がコマンドに使用されており手元の環境で動かなくなってしまったこと, 数式中のかっこなどについてはてな記法への変換を追加したいことからフォークした.
代わりの citeproc
をインストールすれば動くはずである.
また, 日本語と英数字の間にスペースを入れるようにしたかったので, python
について pangu
のインストールが必要になった.
以下は upstream の README.md
である.
誤字を除いてそのまま残してあるので, リポジトリ名などは適宜読み替えること.
texファイルをはてなブログのはてな記法に変換するフィルタ. upstream とはもはや別物になった
Python
3.8 (.6, .7 でも使えそうだが保証も対応もしない)panflute
1.12.5Pandoc
2.9.2.1pandoc-crossref
0.3.6.4 の修正版 (後述)Stack
2.3.3 くらいbash
の使える環境
- Python, pandoc が指定のバージョンになっていることを確認する
pandoc-crossref
0.3.6.4 の私家修正版をインストールする
この措置はpandoc
,pandoc-crossref
,panflute
の互換性がシビアだったことによるもので, panflute が最新バージョンに対応すればもう少し簡単になるはず.
git clone git@github.com:Gedevan-Aleksizde/pandoc-crossref.git
cd pandoc-crossref
git checkout 4e02b07
stack clean
stack build
stack install
- 適当なディレクトリに移動して
git clone git@github.com:Gedevan-Aleksizde/pandoc-hateblo.git
git checkout hatena-filter
export PATH=<ここにpandoc-hateblo/binのパス>:${PATH} >> ~/.bashrc
- はてなフォトライフのAPIキーを取得して, 設定ファイル
settings.json
に書き込んでおく.HATENA_BLOG
は人によっては違う形式になるはず.FOTO_FOLDER
は画像のアップロード先.
{
"FOTO_API_KEY": "XXXXXX",
"HATENA_USER": "YYYYY",
"HATENA_BLOG": "YYYYY.hatenablog.com",
"FOTO_FOLDER": "ZZZZ"
}
もしくは上記のようなファイルをカレントディレクトリに置く, または各パラメータと同名の環境変数を設定して実行する.
- 図表キャプションへの自動付番 (「図1」「表2」など)
- 数式, 引用文献, 図表の相互参照に自動付番し, かつアンカーリンクを自動付与
- ローカルの画像ファイルを自動ではてなフォトライフにアップロード
- はてな記法の便利な構文, 脚注, ハイパーリンク, コードブロック, 引用ブロックなどへの変換 (全てのはてな記法に対応しているわけではない)
以下のようなコマンドで変換する. [...] はオプション. ただし現時点では変換対象ファイルのディレクトリで実行する前提
latex2hatena.sh [-o OUTPUT.html] [--bibliography=CITATIONS.bib] [--csl=CSL.csl] INPUT.tex
以下の投稿と expample
にある main.tex
, main.pdf
を比較してみてください.
https://ill-identified.hatenablog.com/entry/2020/08/24/132209