本プラグイン(aggregate_inside_buffer for QGIS)は、QGIS上で任意のベクタレイヤから指定の範囲内にあるベクタレイヤを対象として効率的に地物数・属性の集計を行うQGIS用プラグインです。
令和4年度の「まちづくりのデジタルトランスフォーメーションの推進に向けた3D都市モデルを活用した社会的課題解決型ユースケース開発業務(ウォーカブルな空間設計のためのスマート・プランニング)」において、歩行空間再編による人流変化を予測するシミュレーションモデルを開発しました。 渋谷区道玄坂の歩行空間再編後イメージによるVRアンケートで把握した、道玄坂への訪問意向の変化を被説明変数とし、現状の人流データや3D都市モデルから取得した沿道の情報を説明変数として、モデル化を行いました。 本プラグインは、QGIS上での3D都市モデルの建築物モデルからの属性情報の抽出作業の過程において、その効率化を目的として作成したものです。
本プラグインを実行するには、QGIS(バージョン 3.18 以上)をインストールしている必要があります。QGISのインストールについては以下を参照ください。
本プラグインの導入から集計の実施までの手順は以下の通りです。 詳細な操作方法は本プラグインの利用マニュアルを参照ください。 なお、本プラグインは、QGIS上のベクタレイヤに対応しています。
- 本プラグインをダウンロード
- QGISを起動
- 本プラグインをインストール
- 本プラグインを起動
- バッファを作成する基準とするレイヤ、集計対象とするレイヤを指定
- 集計方法を指定
- 出力ファイルの保存先を指定
- 処理を実行
- ソースコードおよび関連ドキュメントの著作権は国土交通省に帰属します。
- 本ドキュメントはProject PLATEAUのサイトポリシー(CCBY4.0および政府標準利用規約2.0)に従い提供されています。
- 本リポジトリは参考資料として提供しているものです。動作保証は行っておりません。
- 予告なく変更・削除する可能性があります。
- 本リポジトリの利用により生じた損失及び損害等について、国土交通省はいかなる責任も負わないものとします。
- (近日公開予定)「ウォーカブルな空間設計のためのスマート・プランニング 技術検証レポート: https://www.mlit.go.jp/plateau/file/libraries/doc/plateau_tech_doc_0022_ver01.pdf
- PLATEAU Webサイト Use caseページ「ウォーカブルな空間設計のためのスマート・プランニング」: https://www.mlit.go.jp/plateau/use-case/uc22-040/
- 利用マニュアル: https://project-plateau.github.io/QGIS-aggregate-plugin/