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EN v2のパラメータ設計の経緯を残すドキュメント #1051

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merged 2 commits into from
Aug 23, 2022

Conversation

daisuke-nogami
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開発チーム内検討資料のpptをドキュメントに起こしたもの

Issue 番号 / Issue ID

目的 / Purpose

  • EN v2で大きく変更した電波強度に関するパラメータ設計の経緯をドキュメントに残す

変更内容 / Changes

  • 開発チーム内検討資料のpptをもとにドキュメント化し、技術説明に追加する

破壊的変更をもたらしますか / Does this introduce a breaking change?

[ ] Yes
[x] No

Pull Request の種類 / Pull Request type

[ ] Bugfix
[ ] Feature
[ ] Code style update (formatting, local variables)
[ ] Refactoring (no functional changes, no api changes)
[x] Documentation content changes
[ ] Other... Please describe:

確認事項 / What to check

  • ドキュメントとしての読みやすさを改善する(単純なスライドからの移し替えで読みにくいため)
  • exposure_data.jsonを読み解くためにこの文書を読む人を意識した加筆修正をする

その他 / Other information


Internal IDs:

開発チーム内検討資料のpptをドキュメントに起こしたもの
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@daisuke-nogami daisuke-nogami left a comment

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大きく修正すべきポイントをまずはメモ


- リスク「スコア」という名前からは、なにか「リスクの大きさに比例する」ものを想像しがちであり、距離・時間と比例する関係にさせないといけないと考えがちである
- 例:「距離が半分ならスコアは2倍になる」「距離が10分の1ならばスコアは10倍」など
- しかし、COCOAは、濃厚接触の可能性の「有無」だけを判断するものであり、その目的を踏まえると、距離が1m以内であれば、どのような距離でも15分間接触しなければ閾値を超えないようにスコアを設計しなければならない
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この前提に「リスクの大きさに精密に比例させることは、技術的制約(距離と時間のみの把握であること・距離を精密に測定できないこと)より実現出来ない」という制約があることを書かないといけない。

~~という制約がある⇒考えて見ればCOCOAは注意喚起をする/しないだけを判断できればよいわけだ⇒なので閾値を上回る・上回らないことだけ分かれば良い

という論理展開に更新する


なお、当初はv2.0.0では、ENv2の機能を活用した新しい機能も実装する予定だったが、v2.1.0以降に先送りとなってしまったため本文書では取り扱わない。
検討の経緯は、github discussions [EN v2を搭載するCOCOAで実現したい機能について #532](https://github.com/cocoa-mhlw/cocoa/discussions/532) を参照のこと。

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いわゆる今来産業的な分かりやすいサマリーが必要

- 1.0m以上の場合は、これより低いウエイトの結果が多数入ることでこの閾値を下回るようになる
- 1.5m/2.0m/3.0mのいずれかを取り得る距離は、更に約半分にしたウエイト(60%)とすることで、リスクスコアや接触時間の合計の情報と合わせ、将来的に接触通知を出す距離を2.0mまで伸ばしたときの影響範囲を把握出来るようにする
- 閾値は、900秒(=15分)に130%をかけ、1170とした。

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最も電波が弱いセグメントの係数を0としていない理由と、0としなかったことによる誤検知の可能性をどのように回避しているかを書く


![パラメータ値(Attenuation, Weight, 閾値)修正後](/cocoa/appendix/upgrading_v2_fig11.png)

※補足…最終的に設定したパラメータで近距離のウエイトを100%としたことについて
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最後に慌てて加筆したのがそのままの状態になっているので表現がこなれていない。
適切な表現に直しつつ、手前の箇条書きとマージさせる

@daisuke-nogami
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画像入りの形で本文のプレビューができないという指摘があったのでgist化。
https://gist.github.com/daisuke-nogami/808dfc8935cf4649e4272eddc13cdaf9

このpull-requestが取り込まれたらgistは削除する

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@daisuke-nogami daisuke-nogami left a comment

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文章の大改造が必要。

前述の正規分布・標準誤差を前提に計算すると、電波強度が取り得る範囲が以下の様に図示できる。
(濃い色は±σなので、約6割の測定結果がこの範囲に入ると考えられる)

![距離別の電波強度の分布](/cocoa/appendix/upgrading_v2_fig5.png)
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この図をみて「せや!◯◯dBは◯mや!」という文章を読まない反応がみられるので、作業記録ではなく、結論から順番に並べる必要がある。ページを分けるとそこだけ切り出して読まれるので同じページ内の順序を変える。

type: docs
---

## Exposure Notification API v2へのバージョンアップに関する技術的な検討内容について
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読み手が分かれるので、読み手別の分かりやすいサマリーにする。

  • 共通で読んで欲しいこと:COCOAが何を目的としているかの大前提を示す
    • 感染症の悪影響を減らすために、「過小評価せず注意してほしいリスクを伝える(+利他的な行動を促す)」もの
    • 一定の線を越えないリスクは伝えず、一定の線を越えたリスクはありのままを伝える
    • ※読み物的に、過去からの推移も参考で示す
  • 利用者として、判定する仕組みを知りたい
    • ⇒ 何が出来ていて何が出来ていないかを知る
    • 1m以内・15分相当の状態にあった可能性が高いことかどうかが分かる
    • それぞれの瞬間にどのような距離にあったかは分からない
    • 結果として承服しがたい動作をする状態が生まれるのは~~という状況である
  • ツール開発者として、exposure_data.jsonを正しく読むための知識を得たい
    • ⇒ exposure_data.jsonから分かって言い切れることと、断定できずに言い切れないことを伝える
    • ENが出力する情報しか使えないので、時刻・機種・補正前の電波強度などは分からないこと
    • ユーザのニーズとリテラシーに合わせた出力が望ましいこと(詳細を把握すると逆に不安が増えるなど)
  • 付録:電波強度に関する基礎知識
  • 付録:パラメータ検討の経緯


![パラメータ値(Attenuation, Weight, 閾値)当初案](/cocoa/appendix/upgrading_v2_fig9.png)

#### 実測値による当初案パラメータ検証と修正
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当初案はどこかに残すべきだが、どのように残すべきか

@daisuke-nogami
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#1121

における質疑も反映させる必要がある

@keiji
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keiji commented Aug 22, 2022

1回確定(merge)させてから、変更を適宜反映していくのがいいと思いますよ。

パラメーターは一度決めて終わりではなく、必要に応じて外部ファイルを書き換えて調整できる。そういう風に作っているので。

@daisuke-nogami
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あー、そうですね。
#1121 における質疑の反映」と書いたのは、パラメータを変えたりする前に、もともとのドキュメントで分かりにくいところがあったら直そう、とも思ったのですが、この調子だと確かに永遠に確定しないですね…

いったん、このpull-requestをdraftではなくするので、「これだけは直しておかないとマージできない」と思われる部分だけ指摘いただけますか…?

@daisuke-nogami daisuke-nogami marked this pull request as ready for review August 22, 2022 11:39
@keiji keiji added the documentation 機能の改善や修正ではなく、ドキュメント類に関連するIssue label Aug 23, 2022
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@keiji keiji left a comment

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LGTM

@keiji keiji merged commit 8c9f98b into develop Aug 23, 2022
@keiji keiji deleted the documents/draft-en-v2-upgrade-record branch August 23, 2022 16:28
@keiji keiji restored the documents/draft-en-v2-upgrade-record branch August 23, 2022 16:28
@daisuke-nogami daisuke-nogami deleted the documents/draft-en-v2-upgrade-record branch August 24, 2022 00:59
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documentation 機能の改善や修正ではなく、ドキュメント類に関連するIssue
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