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この文章は僕がどんな事を考え、何を大事にして、どんなふうに働いているのかを伝えるために書いています。「これが俺だから従え!」という意図ではなく、お互いに理解して良い関係を築くために書いています。なので、あなたに何かを強制したりするものでは無いというのを強調しておきます。

普段やっていること

私は2018/07時点で、 エンジニアチームのマネージャー を担当しています

  1. チームとプロジェクトの運営、その為の会議体の設定や司会進行
    • 業務やプロジェクトがスムーズに動けていない時に、他チームやビジネス側と相談・調整を行うようなお仕事も含みます
  2. 社内動向・他チーム動向をウォッチし、必要な情報を共有して認識齟齬を防ぐ
    • 必要な情報、有益な情報がチームに行き渡るように、動向ウォッチ→共有を行います
    • が、これはメンバー個々が自主的に行う形が理想という考え方です。自主的に行えるチームにしていく事が今後の課題と考えています
  3. 利害関係者や協力者を探して巻き込む
    • チーム内で不足している役割があると感じられたら遠慮なく相談してください
  4. キャリア達成を経験・スキル両面から手助けする
    • あなたのキャリアはあなたのものであって、私のものでも会社のものでもありません。私ができることは手助けのみです
  5. 技術やツールを調査する
    • チーム運営・プロジェクト運営・メンバーの業務支援を目的としたツール・技術の調査を行う事があります
    • 最近はGolang, Docker, Ruby/Rails, JIRA, redash に関する調査が多いです
  6. 設計やアーキテクチャ構築の相談に乗る
    • 開発の過程で技術的な助言が欲しいケースが発生したら、遠慮なく相談してください
  7. エンジニア採用面接
    • 中途がメイン。時々新卒のインターン候補生や業務委託さんの面接も行います
  8. コードを書く
    • 私もコードを書きます!私はコードを書くことが好きです!私の書いたコードが何らかの成果や誰かの学びの一助になる事に大きな喜びを感じます!
    • メンバーがアンハッピーな状況に陥っている場合は私の最優先任務はコードを書くことではなくその解決策を模索する事になります。何故ならそれがチームの成功に最も必要なことだからです

私について

  • 「面倒な課題を技術で解決する」「面倒な課題を新しい仕組み(技術採用の有無は問わない)で撲滅する」事に使命感を感じています。解決したい課題の存在が技術習得や自己研鑽のモチベーションに繋がっている、課題解決志向型のエンジニアです
    • 逆に、研究の為の技術・技術の為の技術 を学ぶ意欲は高くありません
  • 仕組みで課題を解決するのは良い事ではあると思いますが、その仕組みは意識が伴ってこそより良いものになる、という考えの持ち主です
    • 意識も大事という考えなので、「意識に頼らずに仕組みで解決する」というアプローチには違和感を感じます
  • 子供の頃から物持ちが良く、1つの物の使い道や特性をとことん突き詰める事が多い性格です。仕事においても同様であまり新しい技術にすぐ飛びつくというタイプではありません。課題解決の取っ掛かりでは「今ある戦力・手元の武器をやり繰りして工夫しながら解を探す」というアプローチを取る事が多いタイプのエンジニアです
    • 新しい技術採用を模索するのは、このアプローチの後です。が、例外的に「組織・チームを活性化したい」という目的で新しい技術を採用する事もあります
  • ログやデータから起きている事実を探る志向が強いタイプです(この性格はSQLに強くなったキッカケの1つでもあります)。バイアスや声が大きい人の意見で物事が動きそうになっていると感じたら、それに対する反応は速い方かもしれません
  • Team Geekで述べられている "HRT"(謙虚・尊敬・信頼)の考えを大切にしています。特に最も大切にしているのは"R"(リスペクト)です
    • ただ、「リスペクトを払わずに意見を言うべきでない」という考え方には反対です。リスペクトが無くても意見を述べる権利は誰にでも平等であるべき、という考えです
  • 働く場所は問わないタイプです。PCがあってネットが繋がっていればどこでも仕事出来る人間です。リモートワークについても積極的です
  • 仕事とプライベートの境界は曖昧な方かもしれません。一方でオフタイムは自分の為の時間 という志向が強く、休日開催の会社行事には積極的に参加するタイプではないかもしれません
  • 自分の人生を他人任せにする事を極端に嫌うタイプの性格です。自分の出番は自分の力で全うしたいし、自分の価値観は自分で考えて構築したいと強く願っています。人に薦められた事を吟味無く取り入れるような事はまずありません。これを「天の邪鬼」と捉える人もいるようですが

マネージャー業に関して大切にしている考え

  • メンバーの自主性を極力尊重します。技術面やプロジェクト遂行面での方向性の助言はしますが、実現手段やアクションは個々のやり方を尊重します。仕事をしやすい環境作りをサポートするのが私の任務という考えです
    • 逆に言うと、1から10まで指示してもらいたい人・意見は述べるが自ら積極的にアクションしない人 にとっては、私は一緒に仕事をやり辛いマネージャーかもしれません
  • メンバーの生産性低下や業務阻害と感じられる出来事へのアンテナは敏感です。それを改善する為なら遠慮なく意見を述べます
    • 逆に自分自身の事には少々鈍感かもしれません。。。
  • メンバーの成功を祝います
    • 一方で、あなた自身がその成功を自らアピールしてくれる事も望んでいます。アピールの手段やタイミングが分からない という事であればこれほど勿体無い話はありませんので、そうした疑問に答えてあげる事も私の仕事の1つであると思っています
  • 私と考えが一致しない部分があったとしてもそれは何ら悪い事ではない、という事を伝え続けます
    • 一方で、私はその不一致を埋める努力もし続けます。私の質問はおそらく多面的ですが、それはあなたの考えやアイデアを反対意見で押し潰そうとしている訳ではない という事を理解していただけると嬉しいです
    • その不一致が私の無知に起因しているものであれば、遠慮なくその旨を言ってもらええると嬉しいです
  • 間違いやミスを罰さないチームを運営し続けます
    • 間違いやミスが全く無いと、退屈な仕事を任せているのではないかと逆に不安になります

マネージャーとしての私の志向は、Linkedin創業者であるリード・ホフマンの著書 ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用 という書籍の影響が強いかもしれません。

  • 会社と社員、マネージャーとメンバーは、フラットで互恵的な信頼に基づく関係を築くべきと考えています。マネージャーはメンバーの価値向上を手助けをしますが、逆にメンバーにもマネージャーの価値向上を手助けして欲しい、という事です。会社と社員 という関係性でも同様です
  • 個人的な成功はチームの成功に付いてくるもの という考えです。なので、強固な信頼関係のもとでチームが成功や勝利を収める事を重視しています
  • メンバー自身が自分の力に気付き、その力が芽生え・育つ環境を整えるのがマネージャーの仕事であると考えています

事業会社の一員として大切にしている考え

以下に書いたことは、「事業会社の使命は、事業を成功させる事であり、その実現の為に必要な事」という観点での私の意見であり、 エンジニアの理想郷を作りたい という観点での意見ではありません

  • エンジニアは下請け業者ではなく、他レイヤーの社員と(最低でも)対等に扱われるべき存在という考えです。エンジニアを巻き込んだ暗黙の身分制度のような組織風土は、エンジニアの生産性を阻害します。エンジニアの生産性・技術力がそのまま競争力に直結するのが事業会社、というのが私の考えです
  • 必要になるか分からないけど必要になると信じられるものを作るのが事業会社のエンジニア、という考えです。そしてそれを実現する為には多くの挑戦・失敗の積み重ねが必要不可欠という考えです
  • 挑戦と失敗を許容できる人と仕事がしたい という考えです。なぜならそれを許容できない時点で事業会社としての企業価値を自ら捨ててしまっているからです
  • 失敗の責任所在を過度に明確化したがる必要は無い、という考えです。なぜなら事業会社で起こった失敗は全て組織全体で受け止め・考えるべき課題であり、資産でもあるからです
    • 失敗に対して無責任でもよい、という意味ではありません

MTG

  • MTGはなるべく少ない方が良いし、短い方が良いという考えです
  • MTG自体が苦手というよりも、メリハリが無く間延び気味なMTGが苦手で、こういうMTGでは悪気なくアクビをしたり最悪寝落ちしてしまったりします。
    • 一方的に聞き続ける・一方的に話し続ける、という行為が苦手かもしれません。それよりも対話や議論を好みます
  • Googleカレンダーには説明欄・資料添付欄がありますので、事前にoutline(主旨が分かるレベルで十分です!細かい説明はいりません!)やdocumentを添えてもらえると嬉しいです
    • そうすれば私はそのMTGへの準備を行う事が出来、そしてそのMTGをメリハリがあって有意義な時間にする可能性を高める事が出来ます。
  • なるべくMTGは近い時間帯に集中させてもらえると嬉しいです
    • 30分空き→30分MTG→30分空き→30分MTG、という予定はコンテキストスイッチを頻発させる事になり、たとえ空きがTOTAL1時間分あっても1時間分の仕事はこなす事は難しいです
    • 個人的には金曜日にMTGを集中させる事が多いです。MTGを一杯こなして疲れ切ったところで花金の夜に突入出来るから、という理由もあります

One on Ones

  • 2週に1回、30分の個人面談を行います
  • 話す内容は、今やっている業務、チームやチームメイトの気分、理想と現実のギャップ、自身のキャリア、組織の未来の事など仕事・趣味に関わらず色々な話をします
    • 緊急の内容については1on1を待つ必要は無いので、適宜相談の上で会話させてください!特にキャリアパスや組織の方向性に関するような転職に繋がるような話題は早い段階で知っておきたいと願っています
  • 何を話すべきか分からなければ、是非そう言ってください。話題が無い事 について会話しましょう
  • 1on1は進捗情報updateの場 ではありません。1on1以外の場が用意できていますのでその時間を活用しましょう(場が不足しているようでしたら是非フィードバックをください)
  • 1on1は人事評価の場 ではありません。1on1以外の場が用意できていますのでその時間を活用しましょう(場が不足しているようでしたら是非フィードバックをください)

スケジュール

  • 通常、10:00から19:00まではオフィスにいます。19:00以降は基本的にオフィスとは別の集中できる環境(自宅など)で仕事をしています
  • 毎週水曜を「ノーミーティングデー」とし、その日をdeep workに費やします
    • 緊急性が高いMTGは例外です。まずはそうしたMTGを設定する前にメールなりslackなりで一言相談してもらえると嬉しいです。face to faceかhangoutかetc、手段や必要性も含めて会話しましょう
  • 昼食は取ったり取らなかったりですし、取る場合も最長30分で済ませます。学校のチャイムのように決まった時間に食事が始まるという行為が苦手です
    • ただ、お誘いいただいた場合は例外です
  • お酒は好きですが、最近は飲み会への参加を意識的に抑えめにしています。翌日の仕事に支障をきたす場面が増えてきた実感があり、そうした場面を減らす為です
    • お誘いいただいたら基本的に断る事はしませんが、前日もしくは翌日に先約があり飲み会が連続しそうな場合は、体調を鑑みてお断りする可能性もあります

何か用事があるときは

  • 私はイヤホンをして仕事をしている時はよく「ゾーン」に突入しています。普段使用しているイヤホンは遮音性が高く、悪気無く声掛けをスルーしてしまう事があるかもしれませんw(本当に聞こえていないんです)。「ゾーン」は 「話しかけるなというサイン」 ではありません ので、用事がある場合は眼の前で手を振ってもらうなりして気付かせてもらえると嬉しいです
    • 最近は音楽だけでなく英語の勉強も兼ねて海外発のTech系Podcastを聞いている事が多いです
  • 相談事があれば、遠慮なくそのための予定をカレンダーにセットしてください。私にできる事であればいくらでもお手伝いします
    • 他チームや組織全体も巻き込んで考えるべき話題と判断した場合、それを組織やJM陣に提言するのも私の役割の1つであると考えています

最後に

会社の状況や自分の状態によって考え方ややることは変わるので、ここに書いてあることは変わるかもしれません。

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