vagrant demo

概要

社内勉強会用の資料。
Vagrant+Chefを使ってCentOS 7の仮想マシンを構築します。
また，ServerSpecを使って，構築後のサーバのテストを行います。

検証環境

OS: OS X Maverics 10.9.4
VirtualBox 4.3.14
Vagrant 1.6.3

利用手順

(初回のみ)vagrantのプラグインをインストールする。

vagrant plugin install vagrant-omnibus
vagrant plugin install vagrant-serverspec

(初回のみ)任意のディレクトリ上でgit repositoryをcloneする。

git clone https://github.com/hitaka0214/vagrant_demo.git

vagrantを作成・起動する。

cd vagrant_demo
vagrant up

Chef+ServerSpecの起動はVagrantfileへ記載済み。
vagrant upをすると，サーバ起動の後，Chefの実行，ServerSpecの実行が順次行われる。

構築した仮想マシンへログインする。

vagrant ssh

exitすればサーバからログアウト可能。

仮想マシンを停止する場合

vagrant halt

仮想マシンを削除する場合

vagrant destroy

Chefコード説明

init::swap

swapファイルを作成する。

init::devenv

• vimのインストールと設定ファイルの設置。
• screenのインストールと設定ファイルの設置。
• emacsのインストールと設定ファイルの設置。

init::nginx

• nginxのリポジトリをインストール。
• nginxをインストール。
• nginxのサービスを起動。また，自動起動設定。
• firewalld（旧iptables）の停止。（port 80の通信を止められているため）

init::docker

• dockerをインストール。
• dockerのサービスを起動。また，自動起動設定。
• Dockerfileをレシピからコピー。

dev::projectx

• projectxディレクトリを作成し，このgitリポジトリをclone。
• nginx用の設定ファイルをレシピからコピー。
• /home/vagrantのパーミッションを変更。
  http://192.168.50.10/thecodes/へアクセス可能になる。

ServerSpecコード説明

nginx_spec

• nginxパッケージがインストールされていることを確認。
• nginxサービスが自動起動ONになっていることを確認。
• nginxサービスが起動していることを確認。
• ポート80がlistenしている事を確認。

テストコード説明

thecodes

メンバー間で共有するコードのイメージ。
簡単なHTMLファイルのみを設置。
下記のURLへアクセスすると，Nginx経由で表示がされる。
http://192.168.50.10/thecodes/