Umap(うまっぷ)

製品概要

背景(製品開発のきっかけ、課題等）

味覚園(地元の焼肉屋)に行こう行こうと思っていたら、すっかり忘れて2年経ってしまった。
おまつ(地元の居酒屋)に久々に訪れたら、前回美味しかったメニューを忘れてしまって写真アプリを必死にスクロールした。
こうした外食における記憶の薄れる経験から、「あそこ行きたい！」「これ美味しかった！」をしっかり残せる、自分だけのご飯マップアプリを作ろうと考えました。

課題と原因

友達から教えてもらったあのお店、テレビで見たあのグルメ、忘れてしまうことってありますよね。 また、自分が以前何を食べて美味しい！と思ったのか、思い出せないことってありませんか？

そんなとき、メモ帳を見たり、過去に撮った写真を振り返ったりすることはよくあるはずです。

しかし、

• 写真アプリでは大量の写真の中からスクロールする必要があり、どれが美味しかったかもわからないことが課題です。
• 既存のレビューサービスは、自分の感想を不特定多数の人に共有することが主眼であり、自分自身の記録を見ることには適していません。

これらの課題を解決するために、

• 行ってみたいお店、訪れたお店、食べた料理を見返しやすい地図形式で簡単に記録できる機能
• 特に美味しかったお店を簡単に友達と交換できる機能

を含むアプリケーションを開発したいと考えました。

製品説明（具体的な製品の説明）

自分が訪れた飲食店や行ってみたい飲食店を地図上に簡単に登録できます。登録した飲食店には写真、コメント、評価を記録し、いつでも振り返ることができます。

特にお気に入りの飲食店を簡単に友達と交換することができます。

ユーザーにおすすめの店を画像でレコメンドすることで、新しい飲食店を見つけるきっかけを提供します。レコメンドはユーザーの位置情報などの情報を元に決定され、他のユーザーが記録した写真が使用されます。

その他、キャラクター育成機能があり、Umapオリジナルキャラクター「うまぽよ」は外食をすることで育成することができます。行ったことのないお店で外食することで、ユーザーはより多くの経験値を得ることができるため、新しい飲食店に行くきっかけとなります。

特長

1. ご飯マップ

このアプリケーションのメイン画面。行ってみたいお店、訪れたお店、食べた食事の記録と閲覧が可能です。自分だけのご飯マップを作成し、過去に訪れた飲食店で美味しかった料理を手軽に振り返ることができます。マップをピンで埋めていく体験は、達成感がありとても楽しいです。

2 お店トレード

Umapを使っている友達がいれば、独自のQRコードを使って、特にお気に入りの飲食店を簡単に交換することができます。

3. Swipe UI（レコメンド）

ユーザーの食事傾向や位置情報から、おすすめのお店を画像でレコメンドする画面。これまで、「お店を探す」という作業は文字ベースで行われてきました。Google Mapなどではお店の名前で検索したり、地図上で店名をタップしてからでないとどんな料理かわからないことがありました。私たちはこの点に注目し、マッチングアプリのように料理の画像から気になるお店を見つけるUIを考案、実装しました。

4. キャラクター育成機能

Umapオリジナルキャラクター「うまぽよ」を育てていく機能です。Swipe UIでは、新しい店を知るきっかけを提供しましたが、この機能では「新しい店に行くきっかけ」を提供します。 外食をし記録をすることで経験値がもらえるシステムで、新しいお店に行くことでより多くの経験値を得ることができます。また、面倒くさくて記録を忘れてしまう（本当はしたい）ような人もこの機能を使えば、より楽しく記録ができるのではないかと考えました。

キャラクターの画像には3DCGと特殊なテクスチャを使用し、アニメ風の見た目でありながら柔らかさを表現しています。

解決出来ること

「あれ美味しかった！」をしっかり残す

アプリを通じて、過去に訪れた飲食店で美味しかった料理を手軽に振り返ることができます。これにより、美味しい経験を忘れることなく、自分の好みに合った料理を再び楽しむことができます。

「あそこ行きたい！」をしっかり残す

アプリでは、行ってみたい飲食店がマップ画面で目立つように表示され、レコメンドされた飲食店を手軽に「行ってみたい飲食店」として登録できます。これにより、行きたいお店を見逃す心配が減り、新たな飲食体験へのワクワク感が生まれます。同じお店ばかりに足を運ぶ問題が解消され、知らなかった食の発見が期待できます。

「あそこ行きたい！」を増やす

お気に入りのお店を簡単に友達と交換できるため、友達からのおすすめを忘れることなく新たなメニューに出会うことができます。 また、ユーザーの情報から、おすすめの店を画像で提示することで、未知の味覚や興味深いメニューに出会うきっかけが増え、食の冒険心を刺激します。これにより、新しい飲食店を試す楽しさが広がり、食の世界での新たな発見が期待されます。また、キャラクター育成機能により、新しい飲食店に行くきっかけも提供します。

今後の展望

• 「美味しかった！」を他人と共有する機能追加
• データを全てバックエンドで管理
• キャラクターの動きのレパートリーの追加
• Swipe UIで今まで登録した店からユーザーの好みを識別したい

注力したこと（こだわり等）

• SwipeUI画面の実装
• 地図上のピン、アイコンの自作
• 3DCGキャラクターのアニメ調の見た目の再現

開発技術

活用した技術

• Flutter
• Python
• Firebase Authentication
• Blender

API・データ

• Google Map API

フレームワーク・ライブラリ・モジュール

• Fast API

デバイス

• iPhone, Android

独自技術

ハッカソンで開発した独自機能・技術

マップ画面の基本的な部分はHackDay以前に作成した機能です

その他のマップ画面の調整,スワイプ画面(SwipeUI),キャラクター画面,サーバとの通信箇所がHackDay期間中に作成した機能になります

APKファイル配布

Androidで実行可能なAPKファイルを配布しています。 以下のリンクからダウンロードしてください。

• ダウンロード期日：11/3 23:59まで
• 推奨動作環境：Android 7.0以上
• 是非使っていただきたい機能
  • 下部検索バーから店舗を登録
  • 登録した店舗に対して食事記録
  • スワイプタブから、気になる飲食店をスワイプ操作で選択し、行ってみたいお店としてマップに登録

https://62.gigafile.nu/1103-ce21b31a0add1f66dc6eb9c0c59baf4d5