review-jlreq: \includefullpagegraphicsを縦書きモードに対応

[munepi]

#1734
review-jlreq.clsに定義している\includefullpagegraphicsを縦書きモードに対応します。
ついでに、review-jsbook.clsにも同じ対応をしました。

この変更に合わせて、amsmathパッケージを読み込んだときに、\includefullpagebraphics*コマンドが期待した動作をしないのを回避するようにしました。

[kmuto]

ビルドエラーになっていますが、lualatexだとiftdirがだめなんですかね、これは。

[munepi]

ビルドエラーになっていますが、lualatexだとiftdirがだめなんですかね、これは。

そうですね。
とりあえず、\iftdir -> \if@tateに変更します。

ちなみに、

• 本文：縦組み
• 後付けのツキモノ系の一部（著者紹介、奥付）：基本版面を変更して、直接LaTeXで横組み

のような（商業誌で割とよくありますが、組方向を途中で変えるという意味で）特殊な構成にする場合は、この構成用に改修しないと、対応できないですね。
なので、奥付や著者紹介などを横組みにしたいなら、PDF画像として挿入してもらうほうが良さそうです。

[kmuto]

ビルドエラーになっていますが、lualatexだとiftdirがだめなんですかね、これは。

そうですね。
とりあえず、\iftdir -> \if@tateに変更します。

ありがとうございます、これで取り込みます。

ちなみに、

• 本文：縦組み
• 後付けのツキモノ系の一部（著者紹介、奥付）：基本版面を変更して、直接LaTeXで横組み

のような（商業誌で割とよくありますが、組方向を途中で変えるという意味で）特殊な構成にする場合は、この構成用に改修しないと、対応できないですね。
なので、奥付や著者紹介などを横組みにしたいなら、PDF画像として挿入してもらうほうが良さそうです。

ですねぇ… 暫定的でもminipageでなんとかならんかなと思ったのですが、plextで別の箇所が壊れちゃうので困りました。

[munepi]

@kmuto
実際に、前述の特殊な構成は、技術的にTeX側で縦組み（右開き）の基本版面から、完全な横組み（右開き）の基本版面へ切り替えられます。
しかしながら、単ページの横組みならば、plextパッケージを使わずに、\yoko+minipage環境で組み込むこともできるといえばできます。