Ansibleを使ってAmazon Linux にRedmineを構築するプレイブックです。
以下のCentOS用のプレイブックを参考に、Amazon Linux用へモディファイしました。
AWSのEC2に作成されたAmazon Linuxを対象とし、すでにインスタンスの作成が完了していることを想定しています。
EC2インスタンスを作成したあと、セキュリティグループの設定で インバウンド HTTP(80) を許可しておいてください。
rootユーザーに昇格し、以下の手順を実行します。
t2.microでインスタンスを作成した場合は、メモリが1GBと多くありません。
インストール中に止まってしまうこともあるので、スワップを設定します。
お使いの環境にあわせて実施してください。
dd if=/dev/zero of=/swap bs=1M count=1024
chmod 600 /swap
mkswap /swap
swapon /swap
easy_install pip
pip install ansible
yum -y install epel-release
yum -y install git
git clone https://github.com/mseninc/redmine-amazon-linux-ansible.git
PostgreSQL の接続パスワードを設定するため、ダウンロードしたplaybookから redmine-servers
を開きます。
cd redmine-amazon-linux-ansible
vi group_vars/redmine-servers
db_passwd_redmine を適当なパスワードに変更します。
playbookを実行します。
ansible-playbook -i hosts site.yml
インストールが完了したら、Webブラウザで http://< IPアドレス >/redmine
にアクセスします。
このときのIPアドレスはAWSコンソールのインスタンス一覧から確認できる IPv4 パブリック IP を使用してください。
あとは、必要に応じてiptablesでファイアウォールの設定を行ってください。
- yum アップデートの追加
- SELinux 関連設定の削除 (Amazon Linux には初期状態で SELinux が導入されていないため)
- Firewalld 関連設定の削除(Firewalldがないため)
- iptables 設定を追記
- 日本語フォントの変更(該当するフォントが無いため)
- PostgreSQLのinitコマンドの変更
- pg_hba.confのパスを変更
- pythonのドライバを変更(バージョンの変更)
- redmine.confのアクセス制限変更(500エラー回避)
CentOS用のプレイブックを作ってくださった、ファーエンドテクノロジー株式会社さんに感謝いたします。