このスクリプトは各種オンラインジャッジを利用する際、 サンプル入出力データを用いたテストやソースコードの提出等を 素早く行うことを目的に作りました。 まだ未完成のスクリプトですのでパッチ等は大歓迎です。
- 解答ソースコードのコンパイル
- サンプル入出力データのダウンロード
- サンプル入出力データとの一致確認
- 単純diffバリデータ
- 浮動小数バリデータ
- 解答ソースコードの提出
- PKU JudgeOnline
- CodeForces (サンプル入出力データのダウンロードのみ)
- MJudge
- AOJ
- CodeChef (サンプル入出力データのダウンロードのみ)
- ImoJudge (サンプル入出力データのダウンロードのみ)
- AtCoder
- ZOJContest
- NPCA Judge
- KCS
- yukicoder (サンプル入出力データのダウンロードのみ)
$ ./oj.py --onlinejudgename [contest_id] problem_id [options...]
例:
$ ./oj.py --atcoder arc001 arc001_1 -i atcoder-arc001-A.cpp
$ ./oj.py --yukicoder 9002 -i yukicoder9002.cpp -e 1e-4
contest_id,problem_idに指定する値はオンラインジャッジ毎に異なります。 大半は問題ページのURLの一部です。
オンラインジャッジ | オプション名 | contest_id,problem_idに指定する値 |
---|---|---|
PKU JudgeOnline | --poj |
http://acm.pku.edu.cn/JudgeOnline/problem?id=[ problem_id ] |
CodeForces | --codeforces |
http://codeforces.com/contest/[ contest_id ]/problem/[ problem_id ] |
MJudge | --mjudge |
http://m-judge.maximum.vc/problem.cgi?pid=[ problem_id ] |
AOJ | --aoj |
http://judge.u-aizu.ac.jp/onlinejudge/description.jsp?id=[ problem_id ] |
CodeChef | --codechef |
http://www.codechef.com/[ contest_id ]/problems/[ problem_id ] |
ImoJudge | --imojudge |
http://judge.imoz.jp/page.php?page=view_problem&pid=[ problem_id ]&cid=[ contest_id ] |
AtCoder | --atcoder |
http://[ contest_id ].contest.atcoder.jp/tasks/[ problem_id ] |
ZOJContest | --zojcontest |
http://acm.zju.edu.cn/onlinejudge/showContestProblem.do?problemId=[ problem_id ] |
NPCA Judge | --npca |
http://judge.npca.jp/problems/view/[ problem_id ] |
KCS | --kcs |
http://kcs.miz-miz.biz/contest/[ contest_id ]/view_problem/[ problem_id ] |
yukicoder | --yukicoder |
problem_id=問題番号(No.xx 問題名 のxx部分)(http://yukicoder.me/problems/no/[ problem_id ] ) |
AtCoderのproblem_idはarc042_a
のようにcontest_idを含む形になっていることが多いですが、単にa
とだけ指定することも可能です。
設定ファイルをsetting.json
という名前で作成し、
oj.pyと同じディレクトリに配置して下さい。
あるいは.onlinejudgehelper.setting.json
という名前で、ホームディレクトリ直下に配置して下さい。
内容は各種オンラインジャッジのユーザーID、パスワード、起動するブラウザを
json形式で書いたものです。
例:
{
"atcoder":{"user_id":"nodchip","password":"hogehoge", "browser":"C:/Users/nodchip/AppData/Local/Google/Chrome/Application/chrome.exe"},
"zoj":{"user_id":"nodchip","password":"fufagufa", "browser":"C:/Users/nodchip/AppData/Local/Google/Chrome/Application/chrome.exe"}
}
また、setting.json
を用いて、オプション--testcase-directory
、オプション--source-file-name
の既定値を指定することもできます。
例:
{
"testcase_directory":"test",
"source_file_name":"a.cpp",
}
-h, --help ヘルプを出力します
-c, --create-solution-template-file
解答ソースコードのコンパイルと
サンプル入出力データとの一致確認を行います
-s, --submit 解答ソースコードを提出します
-a, --add-test-case-template
入出力データのひな形ファイルを追加作成します
-i SOURCE_FILE_NAME, --source-file-name=SOURCE_FILE_NAME
ソースコードファイル名を指定します
--setting-file-path=SETTING_FILE_PATH
設定ファイルのパスを指定します
--testcase-directory=TESTCASE_DIRECTORY
テストケースを置くディレクトリを指定します
-t, --titech-pubnet 東工大内ネットワークからプロキシを使用して接続します
-e FLOATING_POINT 許容誤差を指定して浮動小数バリデータを使用します
-d, --download サンプル入出力データのダウンロードのみ行います
colormaというpyhtonのライブラリがインストールしてあれば、テストの実行の際に色が付きます。 インストールの際は2.xと3.xを間違えないように注意してください。
zsh用の補完設定ファイルがあります。 completionというディレクトリをfpathに追加すれば有効になります。antigen等を用いてインストールすることも可能です。
OnlineJudgeHelperは幾つかのブログで紹介されました。 この場を借りて御礼申し上げます。