macOSのコマンドキー(⌘)を、英数キー・かなキーとしても使えるようにするユーティリティです。
コマンドキーを単独で押した際、
- 左コマンドキー: 英数キー
- 右コマンドキー: かなキー
のキーイベントを発生させます。
macOS 13.0(Ventura)以降。
アプリケーションを起動させておくだけです。起動中はステータスバーに「⌘」アイコンが表示されます。アプリケーションの終了はこのアイコンから行うことができます。
まず、GitHubのリリースページからCommandSource.dmg
をダウンロードします。
次に、CommandSource.dmg
を開いて、その中にあるCommandSource.app
をアプリケーション
フォルダに追加します。
最後に、システム環境設定の「プライバシーとセキュリティ」に移動し、
- 「アクセシビリティ」
にCommandSource.app
を追加します。
うまく動作しない場合、「プライバシーとセキュリティ」の
- 「入力監視」
にもCommandSource.app
を追加してください。
ダウンロードされるアプリケーションは署名されていません。初回の起動時に、警告メッセージが表示され開けない場合は、Appleヘルプの「MacでAppを安全に開く」等を参考に起動してください。
CommandSource.app
をゴミ箱に入れてください。
システム環境設定の「プライバシーとセキュリティ」や「ログイン項目」にCommandSource.app
が残っている場合、これも削除します。
CGEvent
のtapCreate
メソッドを使ってキーイベントのストリームに割り込み、コマンドキー単体で閾値以下のあいだ押下されたとき、キーの左右に応じて英数キーまたはかなキーのキーコードを、送出しています。
この方法を含む、macOSにおけるイベント監視の様々な方法については、Karabiner-Elementsの作者である@tekezo氏によるmacOS nativeにおける発表スライド「All about macOS event observation」にコンパクトにまとめられており、このアプリの実装の際に参考にさせていただきました。
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- MIT License (LICENSE-MIT or http://opensource.org/licenses/MIT)
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