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LENB関数追加、CEILING、FLOOR関数の分離、修正

category-list.md

@@ -163,6 +163,7 @@
 | [JIS 関数](text.md#jis-)                              | 文字列内の半角 (1 バイト) の英数カナ文字を全角 (2 バイト) 文字 に変換します。|
 | [LEFT 関数](text.md#left-)                            | 文字列の先頭から指定された数の文字を返します。|
 | [LEN 関数](text.md#len-)                              | 文字列の文字数を返します。|
+| [LENB 関数](text.md#lenb-)                            | 文字列のバイト数を返します。|
 | [LOWER 関数](text.md#lower-)                          | 文字列に含まれる英大文字をすべて小文字に変換します。|
 | [MID 関数](text.md#mid-)                              | 文字列の指定された位置から指定された文字数の文字を返します。|
 | [PROPER 関数](text.md#proper-)                        | 文字列に含まれる英単語の先頭文字だけを大文字に変換します。|

math-trig.md

@@ -15,34 +15,27 @@
 ## CEILING 関数
 
 数値を最も近い整数、または基準値の倍数で最も近い数に切り上げます。    
-CEILING 関数, CEILINGPRECISE 関数, ISOCEILING 関数, CEILINGMATH 関数はすべて同じ挙動になります。    
-CEILING 関数は数値と基準値の両方に負値を指定したときにExcelとは挙動が異なります。
 
 ### 書式
 
-    CEILING(数値, [基準値], [モード])
-    CEILINGPRECISE(数値, [基準値], [モード])
-    ISOCEILING(数値, [基準値], [モード])
-    CEILINGMATH(数値, [基準値], [モード])
+    CEILING(数値, 基準値)
 
 | 引数       | 説明         |
 |:-----------|:------------|
 |数値        |必須。数値またはフィールドコードが指定できます。|
-|基準値      |省略可能。 切り上げる倍数の数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。|
-|モード      |省略するか0を指定すると、［数値］が負の場合は0に近い整数に切り上げます。0以外の数値を指定すると、［数値］が負の場合は0から離れた整数に切り上げます。数値またはフィールドコードが指定できます。|
+|基準値      |必須。倍数の基準となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。|
 
-* デフォルトで、基準値は正の数値の場合は +1、負の数値の場合は -1 です。
-* モードの引数は正の数値には影響しません。
+* 数値の符号に関係なく、切り上げられた値の絶対値は、数値より大きくなります。 指定された数値が基準値の倍数と等しい場合は、数値は丸められずにその値が返されます。
+* 数値と基準値がどちらも負の数である場合、値は小さい方 (0 から遠い方) の数値に切り上げられます。
+* 数値が負の数で、基準値が正の数である場合、値は大きい方 (0 に近い方) の数値に切り上げられます。
 
 ## CEILINGMATH 関数
 
 数値を最も近い整数、または基準値の倍数で最も近い数に切り上げます。    
-CEILING 関数, CEILINGPRECISE 関数, ISOCEILING 関数, CEILINGMATH 関数はすべて同じ挙動になります。    
-CEILING 関数は数値と基準値の両方に負値を指定したときにExcelとは挙動が異なります。
+CEILINGPRECISE 関数, ISOCEILING 関数, CEILINGMATH 関数はすべて同じ挙動になります。    
 
 ### 書式
 
-    CEILING(数値, [基準値], [モード])
     CEILINGPRECISE(数値, [基準値], [モード])
     ISOCEILING(数値, [基準値], [モード])
     CEILINGMATH(数値, [基準値], [モード])
@@ -59,12 +52,10 @@ CEILING 関数は数値と基準値の両方に負値を指定したときにExc
 ## CEILINGPRECISE 関数
 
 数値を最も近い整数、または基準値の倍数で最も近い数に切り上げます。    
-CEILING 関数, CEILINGPRECISE 関数, ISOCEILING 関数, CEILINGMATH 関数はすべて同じ挙動になります。    
-CEILING 関数は数値と基準値の両方に負値を指定したときにExcelとは挙動が異なります。
+CEILINGPRECISE 関数, ISOCEILING 関数, CEILINGMATH 関数はすべて同じ挙動になります。    
 
 ### 書式
 
-    CEILING(数値, [基準値], [モード])
     CEILINGPRECISE(数値, [基準値], [モード])
     ISOCEILING(数値, [基準値], [モード])
     CEILINGMATH(数値, [基準値], [モード])
@@ -135,35 +126,28 @@ CEILING 関数は数値と基準値の両方に負値を指定したときにExc
 ## FLOOR 関数
 
 指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り捨てます。    
-FLOOR 関数, FLOORMATH 関数, FLOOPRECISE 関数はすべて同じ挙動になります。   
-FLOOR 関数は数値と基準値の符号が異なるときの動作がExcelと異なります。
 
 ### 書式
 
-    FLOOR(数値, 基準値, モード)
-    FLOORMATH(数値, 基準値, モード)
-    FLOOPRECISE(数値, 基準値, モード)
+    FLOOR(数値, 基準値)
 
 | 引数       | 説明         |
 |:-----------|:------------|
 |数値        |必須。切り捨ての対象となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。|
-|基準値      |省略可能。倍数の基準となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。|
-|モード      |省略可能。省略するか0を指定すると、［数値］が負の場合は0から離れた整数に切り捨てます。0以外の数値を指定すると、［数値］が負の場合は0に近い整数に切り捨てます。数値またはフィールドコードが指定できます。|
+|基準値      |必須。倍数の基準となる数値を指定します。数値またはフィールドコードが指定できます。|
 
-* 既定では、小数点以下の値を持つ正の数値は、最も近い整数に切り捨てられます。 たとえば 6.3 は、既定の基準値 (1) を使用して、6 に切り捨てられます。
-* 既定では、小数点以下の値を持つ負の数値は、0 とは逆の方向の最も近い整数に丸められます。 たとえば、-6.7 は -7 に丸められます。
+* 数値が正で基準値が負の場合、エラー値 #NUM! が返されます。
+* 数値の符号が正の場合、値は切り捨てられ、0 の方に近い値に調整されます。 数値の符号が負の場合、値は切り捨てられ、0 から離れた値に調整されます。 指定された数値が基準値の倍数と等しい場合は、数値は丸められずにその値が返されます。
 
 ## FLOORMATH 関数
 
 指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り捨てます。    
-FLOOR 関数, FLOORMATH 関数, FLOOPRECISE 関数はすべて同じ挙動になります。   
-FLOOR 関数は数値と基準値の符号が異なるときの動作がExcelと異なります。
+FLOORMATH 関数, FLOOPRECISE 関数はすべて同じ挙動になります。   
 
 ### 書式
 
-    FLOOR(数値, 基準値, モード)
-    FLOORMATH(数値, 基準値, モード)
-    FLOOPRECISE(数値, 基準値, モード)
+    FLOORMATH(数値, [基準値], [モード])
+    FLOOPRECISE(数値, [基準値], [モード])
 
 | 引数       | 説明         |
 |:-----------|:------------|
@@ -177,14 +161,12 @@ FLOOR 関数は数値と基準値の符号が異なるときの動作がExcelと
 ## FLOOPRECISE 関数
 
 指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り捨てます。    
-FLOOR 関数, FLOORMATH 関数, FLOOPRECISE 関数はすべて同じ挙動になります。   
-FLOOR 関数は数値と基準値の符号が異なるときの動作がExcelと異なります。
+FLOORMATH 関数, FLOOPRECISE 関数はすべて同じ挙動になります。   
 
 ### 書式
 
-    FLOOR(数値, 基準値, モード)
-    FLOORMATH(数値, 基準値, モード)
-    FLOOPRECISE(数値, 基準値, モード)
+    FLOORMATH(数値, [基準値], [モード])
+    FLOOPRECISE(数値, [基準値], [モード])
 
 | 引数       | 説明         |
 |:-----------|:------------|
@@ -210,12 +192,10 @@ FLOOR 関数は数値と基準値の符号が異なるときの動作がExcelと
 ## ISOCEILING 関数
 
 数値を最も近い整数、または基準値の倍数で最も近い数に切り上げます。    
-CEILING 関数, CEILINGPRECISE 関数, ISOCEILING 関数, CEILINGMATH 関数はすべて同じ挙動になります。    
-CEILING 関数は数値と基準値の両方に負値を指定したときにExcelとは挙動が異なります。
+CEILINGPRECISE 関数, ISOCEILING 関数, CEILINGMATH 関数はすべて同じ挙動になります。    
 
 ### 書式
 
-    CEILING(数値, [基準値], [モード])
     CEILINGPRECISE(数値, [基準値], [モード])
     ISOCEILING(数値, [基準値], [モード])
     CEILINGMATH(数値, [基準値], [モード])

text.md

@@ -181,7 +181,20 @@ CONCAT 関数とCONCATENATE 関数の挙動は同じになります。
 
 | 引数       | 説明         |
 |:-----------|:------------|
-|文字列      |必須。文字数またはバイト数を調べる文字列を指定します。 スペースは文字として数えられます。|
+|文字列      |必須。文字数を調べる文字列、またはフィールドコードを指定します。 スペース、改行は文字として数えられます。|
+
+## LENB 関数
+
+文字列のバイト数を返します。
+
+### 書式
+
+    LENB(文字列, モード)
+
+| 引数       | 説明         |
+|:-----------|:------------|
+|文字列      |必須。文字数を調べる文字列、またはフィールドコードを指定します。 スペース、改行は文字として数えられます。|
+|モード      |省略するか0を指定すると、半角文字を1バイト、全角文字（半角文字以外）を2バイトとして計算します。1を指定すると文字列の文字コードにおけるバイト数を計算します。|
 
 ## LOWER 関数
 
@@ -193,7 +206,7 @@ CONCAT 関数とCONCATENATE 関数の挙動は同じになります。
 
 | 引数       | 説明         |
 |:-----------|:------------|
-|文字列      |必須。小文字に変換する文字列を指定します。 それ以外の文字は変換されません。|
+|文字列      |必須。小文字に変換する文字列、またはフィールドコードを指定します。 それ以外の文字は変換されません。|
 
 ## MID 関数