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バージョン番号
バージョン番号は、baserCMSの仕様を特定する重要な番号です。
インストールされたbaserCMSにおいてバージョン番号は、管理システムのフッター右下部分に明記されています。
ソースコードにおいては、次のファイルの1行目に明記されています。
/lib/Baser/VERSION.txt
バージョン番号は、ドット(.)で区切った3つの数字にて表現され、アップデートリリース時に番号を変更してリリースします。
[メジャー.マイナー.パッチ]
(例)3.0.7
アーキテクチャの変更や、管理画面の大幅なリニューアル、及び、下位互換性が全くなくなるようなリリースは、メジャーアップデートとし、一番左の番号をインクリメントし、真ん中、右の番号を 0 にリセットします。
(例)2.12.2 → 3.0.0
新機能の追加、仕様変更において、テーブル構造の変更を伴うような大幅な改善を入れたリリースは、マイナーアップデートとし、真ん中の番号をインクリメントし、一番右の番号を 0 にリセットします。
(例)2.12.2 → 2.13.0
バグフィックスや、セキュリティフィックス等、メジャー及びマイナーに該当しない細かな機能修正等を行ったリリースは、パッチアップデートとし、一番右の番号をインクリメントします。
(例)2.12.2 → 2.12.3
リリースが完了し、新しいマイルストーンに取り掛かる場合、リリースしたバージョンと区別する為、新しいバージョン番号を割り振り、バージョン番号の後ろに -dev という文字列を付加し、開発版とします。なお、開発版ではアップデーターが動作しませんので注意が必要です。
(例)2.12.2 → 3.0.0-dev
次期バージョンの仕様が固まり、実装が完了した時点で、リリース版、アルファ版と区別する為、バージョン番号の後ろの 「-dev」 という文字列を 「-beta」という文字列に置き換え、ベータ版とします。なお、ベータ版ではアップデーターが動作しませんので注意が必要です。
(例)3.0.0-dev → 3.0.0-beta
ベータテストが完了し、開発版の動作が安定した時点で、「-beta」 の文字列を除去し、正式版とします。
(例)3.0.0-beta → 3.0.0
レポジトリで管理されているパッケージのバージョン番号の書き換えは、リードデベロッパーが担当します。