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COCOAがエクスポートする接触データの読み込みに対応する #70
Comments
有山さん、お返事が遅れてすいません。 COCOAの方でログがエクスポートできるようになったら、ぜひ検討させてください。 とはいえ、まず、ログがどういったデータが出力されるかが分からない時点では、どういった対応や表示をするのかが何も検討できませんので、COCOAの方で、エクスポートされるログデータの方が決まりましたら、お教えいただけますと助かります。 よろしくおねがいします。 |
昨日からCOCOA v2.0.1の段階的リリースが開始されています。 https://github.com/cocoa-mhlw/cocoa/releases/tag/v2.0.1 ログデータの仕様について、別途cocoa側でも公開しますが、ソースコード自体は公開なのでこちらでもまとめておきます。 COCOAが出力するログは概ね次のような形です(リンクは、COCOAが利用しているライブラリCappuccinoのものです)。 https://github.com/keiji/chino/wiki/Sample-ExposureData-Android-(Exposure-Window-mode) 接触についてはこのJSONファイルの
元データとしてExposureWindowがあり、それを諸条件(Configuration)と合わせてDailySummaryを計算しています。 COCOAログチェッカーとしての役割(陽性者の端末から電波を受信していたかを示す)を実現するのであれば、ExposureWindowだけを表示するに留めるのが良いかと思います。 DailySummaryの 特に、ぼくたちはエンジニアであって感染症対策の専門家ではないので、そのあたりに踏み込むことは極力避けた方が良い。COCOAログチェッカーも「陽性者の端末から電波を受信していたかを示す」と言う目的に限定するのが良いと考えています。 このコメントを更新する形で各値の説明を補足しつつ、ひとまずぼくのほうでPull Requestを作ってみようと思います。 |
こちらについて、Pull Requestよりライフタイムの長いIssueの方に書いた方がいいかなと思ったのでこちら側にお返事します。 データの保管期間についてCOCOAの接触データは14日以前は無効化されていて、接触画面に表示されないようにしてありますが、実データとしては残っているので出力しています。 ただ、本来は残しておく意味はないデータなので、いつかは「15日以前のデータは定期的に消す」変更が入るものと思って頂ければと思います。 ちなみにぼくのPull Requestでは、15日以前のデータは結果に表示しないようにしてあります。 同日の接触の記録に、同一人物との接触が含まれるかはい。理論上は含まれます。より厳密に言えば「同一端末との接触」ですね。 一方、confidenceという値は端末の電波調整の確信度(信頼度?)を表しています。ExposureWindowでこの値が違えば、一般的に考えれば異なる機種(端末)との接触であると判断しても良さそうです。が、繰り返しになりますが、同一人物か複数人かの判別は必要ないでしょうというのが接触通知API Version 2の考え方です。 その他のプロパティについてExposureWindowやDailySummaryの意味についてはすべてGoogle(およびApple)のドキュメントに記載があります。 ExposureWindowたとえば、ExposureWindowの ただ、感染性が高いに該当する値だと言って実際に感染しているはずだとか、そういうことではありません。本来は、接触した時期などさまざまな条件で感染性を切り替えを可能にするための接触通知APIの仕組みに過ぎないので、あまり深刻に捉えることのないように伝えていく必要がありそうです。
端末に補正値があれば信頼度は高くなりますし、未計測であれば信頼度は低くなります。
DailySummaryDailySummaryは、ExposureWindowと DailySummaryのスコアが高いと、一般的にはより近い距離で、または長い時間接触したことを意味します。一方で、スコアが高いから感染の危険が高いとシンプルに結びつけることもできません(ここが接触通知アプリの難しいところです)。 個人的にはDailySummaryは使わず、まずはExposureWindowで日付だけ見ておくのが良いかと思います。 発展系としてCOCOAのように接触時間の総計を表示したり、各ScanInstanceのAttenuationを活用して、よりグラフィカルな表示ができるといいなと夢想したりします。ただ、それが利用者が求めているものか。また詳しく表示しすぎることで逆に不安につながらないか。と言う点は十分に気をつける必要がありますね。 長くなりましたが、他にも何かあれば聞いてください。 |
ちょっとだけ、元々のPull-requestについている質問文そのものに対する回答を追記します
この3回が、違うExposure Windowにあった場合の説明は前述の通りですが、 |
@keiji @daisuke-nogami お返事ありがとうございます。間が空いてしまってすいません。 |
@keiji すいません、追加で1点質問になってしまうのですが、 |
@ktansai |
@keiji 了解です〜!ありがとうございます。 |
対応自体はmainに取り込まれたので、このIssueはCloseしようと思いますがいかがでしょうか。 注意書きとかはデータ形式とはレイヤーの違う別タスクという考え方ですが、そういうのも合わせて「読み込みに対応」と言うことならIssueは残しておきます。 |
@keiji そうですね。PRは一旦マージしましたが、 先週〜今週時間があまり取れてなくて、進捗悪く、なかなかリリースまでお待たせしてしまって申し訳ないです。 |
このプロジェクトは @ktansai さんの善意で成り立っているものなので、ご自身のペースで進めていただくのが一番だと思います。 仰るとおり、今後、注意書きなどを追加する上で、データの解釈について追加の確認事項が出てくるかも知れないので、このIssueで進めましょう! |
と被ってしまっているのでこちらのissueは一旦closeさせていただきます。 |
COCOAコントリビューターの有山と申します。いつもありがとうございます。
題の通り、COCOAでは内部で保存している接触データのエクスポート機能の搭載を計画しています。
エクスポートするログの読み込み機能をCOCOAログチェッカーに追加することで、非対応となったiOS端末でのログチェックを再び可能にできると考えますが、いかがでしょうか。
COCOAが利用している接触通知APIの更新で、iOSの接触チェックのログの形式が変わることは、正直に言って想定していませんでした。
接触データのエクスポート機能は、接触チェックログの
MatchCount
の代替となる手段にもなると考えています。cocoa-mhlw/cocoa#928
Issueにも書いたとおり、アプリが保存しているデータは基本的には利用者のもので、利用者が確認できる手段は設けておくのが良いと言う考え方に基づいたアイデアです。
また実務的には、接触データをどのように表示すると利用者にとってよりわかりやすくなるのか、試行錯誤の途中です。よりよい表示を検討するために、今現在どのような接触データがあり得るのか、利用者からのデータ提供を受ける手段を確保しておきたいという事情もあります。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
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