EasyForge は簡単に Forge と Flux を試せる環境です。
EasySdxlWebUi などの画像生成環境のモデルや LoRA を簡単に参照できます。
EasySdxlWebUi とは異なり、Forge と A1111 の環境同期はしていません。
これにより Forge をシンプルにそのまま利用できます。
Flux を試してみたい方向けのインストール方法です。
SDXL の画像生成なら EasySdxlWebUi などの既存の画像生成環境が今のところオススメです。
最近の NVIDIA 製ビデオカードを搭載した Windows PCで動作します。
Geforce GTX 1660Ti 6GB, RAM 32GB の Win PC で 2:45秒 でした。
「トラブルシューティング」「日本語化」「既存の画像生成環境のモデルや LoRA の参照」などは『EasyForge のインストールと更新』。
- EasyForgeInstaller.bat を右クリックから保存して、インストール先のフォルダで実行します。
WindowsによってPCが保護されました
と表示されたら、詳細表示
から実行
します。
- インストールが終わったら、
download/Flux-Minimum.bat
で Flux のモデルをダウンロードします。 Forge.bat
で Forge を起動します。- (重要)画面左上の
UI
でflux
を選択します。 - 画面上部の
Checkpoint
でflux1-dev-hyper8-Q4_K_S.safetensors
を選択します。flux1-dev-hyper8-Q8_0.safetensors
の方が精度が高いですが、マシンスペックをより必要とします。
- 画面上部の
VAE / Text Encoder
にae.safetensors
clip_l.safetensors
t5xxl-Q6_K.gguf
のみっつが設定されていることを確認します。t5xxl-Q6_K.gguf
をt5xxl_fp16.safetensors
にしても動作速度が極端に遅くならないなら、fp16 のほうがオススメです。
- プロンプト入力欄下の
Generation
-Sampling steps
を8
にします。- Forge 起動時の
Sampling steps
を8
するには、Settings
の一番下にあるOther
-Defaults
にてView changes
で変更内容を確認してApply
します。
- Forge 起動時の
- お好みのプロンプトを入力して
Generate
で Flux 画像を生成できます。 InfiniteImageBrowsing.bat
を実行して、Use Walk mode to browse images
-txt2img
で生成画像を確認できます。
Forge の Flux でよくトラブる FAQ 設定です。
設定内容がわからないうちは、画像の設定が安全です。
- Civitai からのダウンロードや Civitai Helper の利用には、Civitai の API キー登録が必要になります。
Update.bat
で EasyForge を更新 できます。- アップデート中にエラーが起きたら、もう一度
Update.bat
を実行してみてください。
- アップデート中にエラーが起きたら、もう一度
- UI の日本語化は
Settings
-User Interface
-Localization
をja_JP
にして、Apply settings
からReload UI
です。 - Forge 起動時の UI 状態 の変更は、UI 状態を変更してから
Settings
の一番下にあるOther
-Defaults
にてView changes
で変更内容を確認して、Apply
で保存できます。
ComfyUI を更新したい場合も、Forge の更新と同様に Update.bat
で更新してください。
ComfyUI-Update.bat
は Update.bat
後に正常動作します。
- ComfyUI で NegPip に対応し、Flux でマイナスのプロンプトを使えるようにしました。
- ワークフローの
01-日本語LLMでFlux
,41-自動検出書き換えで手直しやディティールアップ
,42-範囲指定書き換えで手直しやディティールアップ
,61-Flux書き換えアップスケール
で対応しています。
- ワークフローの
ワークフロー付き画像
61-Flux書き換えアップスケール
ワークフローを追加し、ドキュメントに『全自動 Flux 書き換えアップスケール』を追記しました。- 新しい Upscaler ControlNet とタイル別プロンプト生成による Flux Dev 書き換えアップスケールです。
- Pony などの生成画像や、写真もアップスケールできます。
imgsli で比較(ズームしてください) | imgsli で比較(ズームしてください) |
---|---|
- うみゆきさんのノイズ i2i でくっきり背景 を t2i で試してみました。
- Denoise とステップ数などのバランスがピーキーですがハマると高密度です。
- i2i の方がノイズを柔軟に調整できそうです。
主な設定 | 1bit ノイズテクスチャ |
---|---|
ワークフロー付き作例(01-日本語LLMでFlux
を少しだけ改造したモノ)
- ワークフローに
42-範囲指定書き換えで手直しやディティールアップ
を追加し、ドキュメントに『マスク指定でいろいろ書き換え』を追記しました。- 様々な手法でマスクを用意することで、Flux で画像を柔軟に書き換えます。
ComfyUI-Workflow/Flux/
の01-日本語LLMでFlux.json
と41-自動検出書き換えで手直しやディティールアップ.json
で基本プロンプト
が適用されない不具合を修正しました。
- 画像の背景を削除するワークフロー
ComfyUI-Workflow/Flux/22-背景の削除.json
を追加しました。 ComfyUI-Workflow
の*.json
ファイルをFlux/
サブフォルダに移動しました。
- ComfyUI に多機能 ADetailer な『お手軽な手直し&ディティールアップ』を追加しました。
- たくさんの機能を簡単に利用できる、Flux の良さを生かした自動化ディティーラです。
- 元画像が SDXL や Pony や SD1.5 でも、強力な Flux で手直しできます。
このリポジトリの内容は MIT License です。